加東市議会 > 2018-03-01 >
03月01日-01号

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  1. 加東市議会 2018-03-01
    03月01日-01号


    取得元: 加東市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    平成30年 3月 第 77回定例会  ┌───────────────────────────┐  │会議録第186号                     │  │      第77回(定例)加東市議会会議録      │  │              平成30年3月1日(第1日)│  │                  開会 午前9時30分│  └───────────────────────────┘1 議事日程  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 諸般の報告     (1)議案説明のため理事者の出席要求について     (2)議員派遣について     (3)例月出納検査及び定期監査結果報告について  第4 報告第1号 専決処分の報告の件(和解及び損害賠償の額を定めること)  第5 承認第1号 専決処分の承認を求める件(加東市税条例の一部を改正する条例制定)  第6 承認第2号 専決処分の承認を求める件(平成29年度加東市一般会計補正予算(第9号))  第7 第1号議案 平成29年度加東市一般会計補正予算(第10号)  第8 第2号議案 平成29年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)  第9 第3号議案 平成29年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)  第10 第4号議案 平成29年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第4号)  第11 第5号議案 平成29年度加東市水道事業会計補正予算(第5号)  第12 第6号議案 平成29年度加東市下水道事業会計補正予算(第4号)  第13 第7号議案 平成29年度加東市病院事業会計補正予算(第4号)  第14 第8、9、10、11、12、13、14号議案 一括上程  第15 第15号議案 加東市事務分掌条例の一部を改正する条例制定の件  第16 第16号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件  第17 第17号議案 加東市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定の件  第18 第18号議案 加東市消防団条例の一部を改正する条例制定の件  第19 第19号議案 加東市空家等の適切な管理に関する条例制定の件  第20 第20号議案 加東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の件  第21 第21号議案 加東市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定の件  第22 第22号議案 加東市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定の件  第23 第23号議案 加東市介護保険条例の一部を改正する条例制定の件  第24 第24号議案 加東市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例制定の件  第25 第25号議案 加東市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例制定の件  第26 第26号議案 加東市手数料条例の一部を改正する条例制定の件  第27 第27号議案 加東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件  第28 第28号議案 加東市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び加東市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件  第29 第29号議案 加東市都市計画審議会条例の一部を改正する条例制定の件  第30 第30号議案 加東市都市公園条例の一部を改正する条例制定の件  第31 第31号議案 加東市いじめ問題対策連絡協議会条例制定の件     第32号議案 加東市いじめ問題対策委員会条例制定の件     (一括上程)  第32 第33号議案 加東市臨時又は非常勤の嘱託員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件  第33 第34号議案 加東市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例制定の件  第34 第35号議案 加東市証人等の費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件  第35 第36号議案 加東市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の一部を改正する条例制定の件  第36 第37号議案 加東市有害図書類及び有害がん具類等自動販売機設置の規制に関する条例の一部を改正する条例制定の件  第37 第38号議案 加東市加古川流域滝野歴史民俗資料館条例の一部を改正する条例制定の件  第38 第39号議案 加東市滝野文化会館条例の一部を改正する条例制定の件     第40号議案 加東市東条文化会館条例の一部を改正する条例制定の件     (一括上程)  第39 第41号議案 加東市文化財保護条例の一部を改正する条例制定の件  第40 第42号議案 第2次加東市総合計画を定める件  第41 第43号議案 市道路線の認定の件  第42 同意第1号 加東市監査委員の選任の件  第43 同意第2号 加東公平委員会委員の選任の件  第44 同意第3号 加東市固定資産評価審査委員会委員の選任の件     同意第4号 加東市固定資産評価審査委員会委員の選任の件     同意第5号 加東市固定資産評価審査委員会委員の選任の件     (一括上程)  第45 同意第6号 加東市農業委員会の委員の任命の件     同意第7号 加東市農業委員会の委員の任命の件     同意第8号 加東市農業委員会の委員の任命の件     同意第9号 加東市農業委員会の委員の任命の件     同意第10号 加東市農業委員会の委員の任命の件     同意第11号 加東市農業委員会の委員の任命の件     同意第12号 加東市農業委員会の委員の任命の件     同意第13号 加東市農業委員会の委員の任命の件     同意第14号 加東市農業委員会の委員の任命の件     同意第15号 加東市農業委員会の委員の任命の件     同意第16号 加東市農業委員会の委員の任命の件     同意第17号 加東市農業委員会の委員の任命の件     同意第18号 加東市農業委員会の委員の任命の件     同意第19号 加東市農業委員会の委員の任命の件     同意第20号 加東市農業委員会の委員の任命の件     (一括上程)  第46 議会諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦の件2 会議に付した事件  議事日程どおり3 出席議員(16名)      1番  大 畑 一千代 君      2番  藤 浦   巧 君      3番  高 瀬 俊 介 君      4番  長谷川 幹 雄 君      5番  石 井 雅 彦 君      6番  岸 本 眞知子 君      7番  小 川 忠 市 君      8番  小 紫 泰 良 君      9番  磯 貝 邦 夫 君      10番  藤 尾   潔 君      11番  安 田   朗 君      12番  長谷川 勝 己 君      13番  桑 村 繁 則 君      14番  山 本 通 廣 君      15番  二 階 一 夫 君      16番  井 上 茂 和 君4 欠席議員(なし)5 欠員(なし)6 説明のため出席した理事者(20名)     市長          安 田 正 義 君     副市長         吉 田 秋 広 君     技監          田 中 修 平 君     協働部長        時 本 敏 行 君     協働部防災課長     肥 田 繁 樹 君     総務部長        堀 内 千 稔 君     総務部総務課長     長 田   徹 君     総務部財政課長     広 西 英 二 君     市民生活部長      芹 生 泰 博 君     福祉部長        丸 山 芳 泰 君     地域創造部長      藤 川 憲 二 君     まち・農整備部長    阿 江 孝 仁 君     上下水道部長      利 山 尚 由 君     上下水道部参事     大 畑 敏 之 君     会計管理者       松 本 和 久 君     農業委員会事務局長   土 肥 彰 浩 君     教育長         藤 本 謙 造 君     教育部長        西 角 啓 吾 君     教育委員会事務局参事  藤 原 路 寛 君     病院事業部事務局長   大 橋 武 夫 君7 出席事務局職員(4名)     事務局長        芹 生 修 一     次長          藤 浦 与志夫     書記          大 西 直 美     書記          西 山 由岐子 ○議長(藤尾潔君) 皆さん、おはようございます。 第77回加東市議会定例会が招集されましたところ、皆様にはおそろいで御参集いただきまことにありがとうございます。 この3週間ほど前までオリンピックの開会式の直後のスキーのジャンプ台で葛西選手が凍えそうなのを見ておりまして、3週間ほど前は加東市においても当然非常に寒い寒波、寒波って言っておったのが信じられないような少し暖かいような心地になっております。 この定例会、いつも私も3月議会定例会の初日に思うんですけれども、暖かくなってくると同時に来年度の予算案を初め、いただくことで来年度へ向けての期待というものも感じられるようになっております。今回はその予算案もそうですし、総合計画などを含めいずれも重要な案件を審議してまいります。 先日、高沖先生に講演をいただきまして、いずれも本当議案の審議で議員の間で意見を交わすことが議会の本務中の本務であるということもいただきました。そういう本務中の本務が尽くせる議会でありたいということを念じながら開会の挨拶をさせていただきます。 市長。              〔市長 安田正義君登壇〕 ◎市長(安田正義君) おはようございます。 本日、第77回加東市議会定例会を招集させていただきましたところ、おそろいで御参集賜りましたこと、心から厚く御礼を申し上げます。 また、一昨日までに加東市が統制団体である9組合、1連合のうち、1組合を残しそれぞれの議会定例会が開催され、7組合において議員方に御精励をいただきましたことにつきましても改めてお礼を申し上げます。 後ほど施政方針ということで時間を頂戴いたしたく、4件について報告申し上げ挨拶にかえさせていただきたいと存じます。 まず、報告の1件目でございます。 平成28年12月1日から平成31年11月30日までの3年間を契約期間とするケアホームかとう給食業務委託において、平成29年11月末をもって撤退した業者が訴えを提起し、昨日訴状が届きました。当方としましては、当該業者が業務委託期間中において撤退するという債務不履行に伴い、新たな業者との委託料増額による契約を余儀なくされたことにより損害が発生したと捉えており、損害賠償額の考え方、履行済みの平成29年10月、11月分業務委託料等をその損害額の補填に充てること、あわせてより適切な対応方法はないかなどについて弁護士と調整をしておりました。 訴えの内容の概略でございますが、市は損害賠償に充てるとしている業務委託料等の支払いと、その遅延損害金を支払え。また、訴訟に係る費用を負担せよというものでございます。当方として控訴などの準備を早急に進めてまいります。1件目でございました。 2件目でございますが、加東市民病院におきまして、来月4月1日付で泌尿器科常勤1名が着任の運びとなりました。 3件目は、平成30年度からの国民健康保険の広域化に伴う平成30年度税率につきまして、県から市町ごとに納付金と標準保険料率が示されました。示された標準保険料率と現行の本市国民健康保険税率を比較しますと、標準保険料率のほうが高くなっておりますが、検討の結果、本市としては国民健康保険運営協議会に平成30年度については現行の税率を据え置くことを諮問し、適当である旨、答申があったこと。 4件目は、平成28年度から平成29年度にかけて実施いたしました市制10周年記念事業のまとめの冊子がこの末にでき上がること。 以上、4件の報告をもって挨拶にかえさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 市長の挨拶が終わりました。        ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~               午前9時35分 開会 △開会宣告 ○議長(藤尾潔君) ただいまの議員の出席数は16名です。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 第77回加東市議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(藤尾潔君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、岸本眞知子君及び小川忠市君を指名いたします。 △日程第2 会期の決定 ○議長(藤尾潔君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。 お諮りします。 本定例会の会期は、本日から3月27日までの27日間にしたいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) 異議なしと認めます。 したがって、本会期は本日から3月27日までの27日間に決定しました。 △日程第3 諸般の報告 ○議長(藤尾潔君) 日程第3、諸般の報告を行います。 地方自治法第121条第1項の規定に基づき、説明のため本定例会に出席を求めましたのは、市長、教育長、病院事業部管理者及び農業委員会です。 次に、会議規則第129条第1項により議員派遣と決定をいたしましたものは、行政視察として総務文教常任委員会が平成30年1月17日に奈良県香芝市でデマンド交通について、産業厚生常任委員会が2月6日に山口県宇部市で宇部創業支援とうべ中小企業元気プランと子育てプランうべについて、7日に山口県岩国市で岩国市地域医療計画について調査研究を行うため派遣をいたしました。また、1月22日には議会ICT推進部会においてICTの調査研究のため大阪市のほうで研修に派遣をいたしました。 次に、監査委員から例月出納検査及び定期監査結果の報告書が提出されましたので、その写しをお手元に配付しております。 これで諸般の報告を終わります。 △日程第4 報告第1号 専決処分の報告の件(和解及び損害賠償の額を定めること) ○議長(藤尾潔君) 日程第4、報告第1号 専決処分の報告の件を議題といたします。 趣旨説明を求めます。 福祉部長。              〔福祉部長 丸山芳泰君登壇〕 ◎福祉部長(丸山芳泰君) 報告第1号 専決処分の報告の件(和解及び損害賠償の額を定めること)につきまして、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 その内容でございますが、平成29年11月21日午後2時ごろ、加東市馬瀬御所谷池付近において職員が国道372号の緩やかな上り坂を運転中に進路を外れ、兵庫県北播磨県民局加東土木事務所が設置する看板に接触し破損させる事故を起こし、看板の修理費用の全額15万9,840円を賠償することにより和解したものでございます。 以上、報告第1号 専決処分の報告の件(和解及び損害賠償の額を定めることについて)の説明とさせていただきます。 ○議長(藤尾潔君) 趣旨説明が終わりました。 これから質疑を行います。 ございませんか。 14番山本議員。 ◆14番(山本通廣君) これ自損事故のように思うんですけれども、こういった原因は何ですか。例えば居眠りとか、そういうことなんでしょうか。原因は何ですか。 ○議長(藤尾潔君) 福祉部長。 ◎福祉部長(丸山芳泰君) 本人からも事情を聞いておったんですけれども、考え事をしていたということでございます。
    ○議長(藤尾潔君) 藤浦 巧君。 ◆2番(藤浦巧君) 職員によるこの交通事故といいますか、こういうことがたびたび発生しとるように思うんですけれども、後の指導教育的なことはされておるんですか。 ○議長(藤尾潔君) 総務部長。 ◎総務部長(堀内千稔君) こういった交通事故が起こるたびに当然指導を行っておりますし、ふだんから交通安全につきましては指導を徹底するように通達も出しておるところでございまして、研修も、特に平成29年につきましては夏に全職員、嘱託、アルバイト職員も含めて全職員の研修を、加東警察からしていただ上に、またなお11月でしたか、秋にも加東自動車教習所から運転の適性、本人の性格がどのように影響するか、そういったまた違う観点からの研修等も実施して交通安全の徹底につきまして都度研修は行っておるところではございますが、どうしてもなかなか減っていかないというのは非常に残念には思っておりますが、引き続きそういった指導徹底をしてまいりたいと思っております。 ○議長(藤尾潔君) ほかにございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これで報告第1号 専決処分の報告の件を終わります。 △日程第5 承認第1号 専決処分の承認を求める件(加東市税条例の一部を改正する条例制定) ○議長(藤尾潔君) 日程第5、承認第1号 専決処分の承認を求める件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長。              〔総務部長 堀内千稔君登壇〕 ◎総務部長(堀内千稔君) それでは、承認第1号 専決処分の承認を求める件(加東市税条例の一部を改正する条例制定)につきまして、専決理由並びにその内容を説明申し上げます。 専決の理由でございますが、地方税法等の一部を改正する法律及び地方税法施行令等の一部を改正する政令の施行により、地方税法施行規則の一部が改正されたため、平成30年1月1日から適用される改正部分に係る加東市税条例の一部を改正する必要が生じましたが、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認められましたので、地方自治法第179条第1項の規定により、平成29年12月28日付で専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により承認を求めるものでございます。 それでは、改正内容につきまして、改正の要旨で説明を申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 加東市税条例第54条は固定資産税の納税義務者等について規定したもので、本条に係る地方税法施行規則の引用条文に条ずれが生じたため改正を行うものでございます。 以上、承認第1号 専決処分の承認を求める件(加東市税条例の一部を改正する条例制定)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから承認第1号 専決処分の承認を求める件を採決いたします。 本件について承認することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員です。 したがって、本件は承認することに決定をいたしました。 △日程第6 承認第2号 専決処分の承認を求める件(平成29年度加東市一般会計補正予算(第9号)) ○議長(藤尾潔君) 日程第6、承認第2号 専決処分の承認を求める件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長。              〔総務部長 堀内千稔君登壇〕 ◎総務部長(堀内千稔君) それでは、承認第2号 専決処分の承認を求める件(平成29年度加東市一般会計補正予算(第9号))につきまして、専決理由並びにその内容を説明申し上げます。 まず、専決の理由でございますが、1月6日に発生しました市営住宅嬉野台団地5号棟の火災により焼損した火元の302号室、外壁、屋根及び消火活動により水損した隣接の部屋などを速やかに復旧させる必要がありましたが、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認められましたので、地方自治法第179条第1項の規定により、平成30年1月17日付で専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により承認を求めるものでございます。 それでは、その内容でございますが、事項別明細書の1ページをごらんいただきたいと思います。 歳出でございます。 第8款土木費1,660万円の増額は、市営住宅嬉野台団地5号棟の修繕に係る工事請負費でございます。 第14款予備費1,660万円の減額は財源調整でございます。 以上、承認第2号 専決処分の承認を求める件(平成29年度加東市一般会計補正予算(第9号))の説明とさせていただきます。御審議の上、承認いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 7番小川君。 ◆7番(小川忠市君) 1,660万円ということですが、もう少し工事内容というのを説明お願いします。 ○議長(藤尾潔君) まち・農整備部長。 ◎まち・農整備部長(阿江孝仁君) 工事内容でございますが、まず第一番初めとしまして、焼損をしたところがむき出しになっておりましたので、そこでベニヤ等張りまして、それについてまず1回目の事前といいますか、仮復旧をしております。そのときには当然すす等で汚れておりますのでそういうなのも清掃も含めております。 それから、今現在1カ月間ほど置きまして、そのときの水没等によりまして水の染み出し等を見ておりますので、それが大体1カ月ほどで固まってきました。当然焼損している部屋につきましては屋根部分でありますとか、外壁部分、これを修繕復旧を行います。 また、すぐ下の部屋、それから両サイドの横側にある部屋につきましては内壁、内装の改修を行う予定でございます。 ○議長(藤尾潔君) 2番藤浦君。 ◆2番(藤浦巧君) 火災の件ですので保険に加入されておると思うんですけれども、その辺の請求とか被害判定のことにつきましての進捗状況をちょっとお尋ねします。 ○議長(藤尾潔君) まち・農整備部長。 ◎まち・農整備部長(阿江孝仁君) 保険でございます。これは当然入っておりまして、1月6日に火災が発生した時点で保険会社と協議を行っております。その中で、どのような内容で保険が出るのかというところも設計する側としまして、今現在よりも豪華なものはできない、材料的なもので華美にはできないということもございまして、今うちの設計する担当とどういうものであれば保険対応できるかというのを調整して、今全て保険で賄えるように調整をしております。 ただ、工事まだ完成しておりませんし、それができ次第、保険の請求をするということで、保険の収入につきましては翌年度の予算になる予定でございます。 それから、本人さんの過失どうこうという部分ですが、まだ本人さん入院されておりまして、過失であるかどうであるかという結論が出ておりません。当然責任がある分につきましてはその分負担いただくんですけれども、財産もないということもございまして、それについては協議をいたします。その場合でも保険で賄える形で協議をしますが、その辺につきましてはもうしばらく協議等が、来年度になって進んでいくと考えております。 ○議長(藤尾潔君) よろしいでしょうか。 ほかにございませんか。 14番山本通廣君。 ◆14番(山本通廣君) この火災の原因は何だったんでしょうか。 ○議長(藤尾潔君) まち・農整備部長。 ◎まち・農整備部長(阿江孝仁君) これがまだ警察、消防とも原因というのが確定できないという状況でございます。 ○議長(藤尾潔君) ほかにございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから承認第2号 専決処分の承認を求める件を採決いたします。 本件について承認することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本件は承認することに決定しました。 △日程第7 第1号議案 平成29年度加東市一般会計補正予算(第10号) ○議長(藤尾潔君) 日程第7、第1号議案 平成29年度加東市一般会計補正予算(第10号)を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長。              〔総務部長 堀内千稔君登壇〕 ◎総務部長(堀内千稔君) それでは、第1号議案 平成29年度加東市一般会計補正予算(第10号)につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 提案の主な理由でございますが、平成29年度の各事業費の確定、または執行見込みによる増減のほか、国の補正予算に伴い農村地域防災減災事業など、新たに採択された事業の追加及び私立認定こども園の保育所運営事業費の増額、また将来の公共施設整備事業に備えるため公共施設整備基金に6億5,000万円を積み立てるもので、歳入歳出の総額から歳入歳出それぞれ2億9,273万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ195億6,446万8,000円にするものでございます。 それでは、その内容を第1表、歳入歳出予算補正により説明申し上げます。 補正予算書の1ページをお開きください。 まず、歳入でございます。 第1款市税でございますが、収入見込みにより2億7,675万円を増額いたします。 第2款地方譲与税から第11款地方交付税までは、それぞれ交付額の確定及び見込みにより補正をいたします。なお、地方交付税につきましては1億2,728万6,000円を増額いたします。 第13款分担金及び負担金1,411万8,000円の減額は、農林水産業費及び災害復旧費に係る地元分担金の減額が主なものです。 第14款使用料及び手数料313万2,000円の減額は、各使用料の収入見込みによる減額や、実績による認定こども園に係る保育料の増減が主なものでございます。 3ページの第15款国庫支出金は、私立認定こども園の保育所運営事業に係る負担金を増額するほか、市営住宅小元団地建設工事の事業費の確定による減額や、道路維持費に係る社会資本整備総合交付金など、各補助金等の確定、または見込みなどによる増減で、1億744万5,000円減額をいたします。 第16款県支出金は、私立認定こども園の保育所運営事業に関する負担金を増額するほか、団体営ため池改修工事に関する農村地域防災補助金の減額、その他の事業費の確定などによる増減で9,767万8,000円減額をいたします。 第17款財産収入は、普通財産の売り払いを見送ったため3,964万9,000円を減額いたします。 第18款寄附金は、実績に伴い一般寄附金を500万円減額いたします。 第19款繰入金は、財政調整基金繰入金など3億2,218万9,000円を減額いたします。 第21款諸収入は、小野加東広域事務組合の返還金の増などにより9,444万4,000円増額をいたします。 第22款市債は、事業費見込みにより増減となるものと、国の補正に伴い新たに追加するものなど、差し引きで2億5,960万円減額をいたします。 次に、歳出でございます。 5ページをごらんください。 なお、計上しております新規事業等につきましては別途配付しております補足説明書にその概要をお示ししておりますので、予算書とともにごらんいただきたいと思います。 それでは、第1款議会費から説明申し上げます。 議会費は264万1,000円の減額でございます。 第2款総務費は人件費を減額するほか、有線テレビ施設撤去事業や電算システム更新業務の委託などの入札の残額及び各事業の執行見込みにより減額いたしますが、公共施設整備基金に藤井電工株式会社様からの寄附金5,000万円を含めまして6億5,000万円の積み立てを行うため、4億4,790万2,000円追加いたします。 第3款民生費は、私立認定こども園の保育所運営事業を増額し、新設こども園の施設整備事業の入札の残額及び各事業の執行見込み、または各特別会計への繰出金の増減などにより、7,100万4,000円減額いたします。 なお、生活保護などの扶助費につきましては実績見込みにより増減をいたします。 第4款衛生費は、一部事務組合の負担金の減額や健康診査件数の減など、各事業の執行見込みまたは確定により4,146万9,000円減額いたします。 第5款労働費は、勤労者住宅資金融資預託金の確定により20万円減額をいたします。 第6款農林水産業費は、各事業の執行見込み、または確定による補正のほか、人・農地問題解決推進事業及び中山間地域等直接支払事業の減額と、地籍調査及び農村地域防災減災事業で国の補正予算関連で追加する事業の増などの差し引きにより2,427万5,000円減額いたします。 なお、この中山間地域等直接支払事業の減額に関しまして、去る2月23日の全員協議会議案説明におきまして事業の不採択による減額と説明をさせていただきましたが、実際は集落からの協定の見送りでありますとか、協定面積の確定による減額でございましたので訂正をさせていただきましておわび申し上げます。 続きまして、第7款でございます。商工費は、各事務事業の執行見込みと工事請負の入札の残額により1,772万7,000円減額をいたします。 第8款土木費は、4億3,447万5,000円減額をいたします。いずれも入札の残額及び事業費確定などによる減額となりますが、主に社会資本整備総合交付金事業の防災・安全交付金が採択されなかったということが要因でございます。 7ページをごらんください。 第9款消防費は、北はりま消防組合負担金及び各事業の確定、または執行見込みにより2,063万4,000円減額いたします。 第10款教育費は、第5項社会教育費で東条公民館において備品購入費を追加いたしますが、学校施設に係る工事費の入札の残額及び各事業の執行見込みにより1億2,407万1,000円を減額いたします。 第11款災害復旧費は、昨年の台風18号及び21号の豪雨被害の災害復旧工事の見込みまたは確定により723万6,000円減額いたします。 第12款公債費は、借入金利子確定により873万4,000円減額いたします。 第14款予備費は、財源調整のため1,183万円増額いたします。 続きまして、繰越明許費でございます。 9ページをごらんいただきたいと思います。 第2表のとおり、第2款総務費、情報管理事業など計10件を翌年度に繰り越しをいたします。 次に、債務負担行為の補正ですが、10ページをごらんください。 第3表のとおり、機構改革に伴う備品等移設事業及び滝野図書館空調設備改修工事を追加いたします。また、契約管理システム構築事業及び地籍調査システム構築事業については、年度内にシステムの構築が完了したため改修をいたします。 次に、地方債の補正ですが、11ページをごらんください。 国の補正に伴う新たな事業の追加と、それぞれの事業費の変更等による限度額の補正でございます。 以上、第1号議案 平成29年度加東市一般会計補正予算(第10号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 2番藤浦 巧君。 ◆2番(藤浦巧君) 35ページの有線テレビの施設の撤去事業8,718万1,000円減額になっておりますが、主な理由はどのようなものですか。 ○議長(藤尾潔君) 協働部長。 ◎協働部長(時本敏行君) この撤去工事につきましては昨年6月定例会に工事請負のほうで議決をいただいておりますが、当初、平成29年度で1億7,500万円という予算を立てておりました。これは平成29年度、平成30年度、2カ年の事業でございますが、入札の結果、契約額が2億3,544万円で契約を今いたしておりますが、その後、年度割りをどうするのかという中で、平成29年度につきましては8,781万9,000円、それから平成30年度につきましては1億4,762万1,000円ということで年度割りをいたした関係上、1億7,500万円から平成29年度の執行予定額の差し引きを減額補正させていただいております。 以上でございます。 ○議長(藤尾潔君) よろしいでしょうか。 ほかにございますか。 7番小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) 歳入のところに、9ページですけれど、パークゴルフ場使用料が65万円の減額になっておりますが、これの減額になった理由とその内訳を教えてください。 ○議長(藤尾潔君) 教育部長。 ◎教育部長(西角啓吾君) 減額の理由でございますが、執行見込みによる減でございます。それから、65万円の内訳ですが、パークゴルフ場の使用料が52万5,300円、用具代が12万4,700円でございます。 ○議長(藤尾潔君) 7番小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) これ体育施設条例を見ますと、パークゴルフ場の使用料には道具代に関する規定がないんです、200円という道具代ですけれども。条例にそういう使用料300円というのは規定してあるんですが、道具代300円というのは規定がないんですが、その規定がないのに徴収するその根拠というのは何でしょうか。 ○議長(藤尾潔君) 教育部長。 ◎教育部長(西角啓吾君) スポーツクラブ21たきのからの引き継いだ経緯もありますが、用具代については本来は持参されていない方に貸し出す用具としてパークゴルフをするために要する費用として収入したものでございます。実費があくまでも用具の維持管理の費用に充てるために徴収したものでございます。 ○議長(藤尾潔君) 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) 条例なり規則にそういう金額が全く明記されていないんですけれども、そういう200円という根拠はどこに規定されるんですかという質問したんですけれども。 ○議長(藤尾潔君) 教育部長。 ◎教育部長(西角啓吾君) 規定上、用具代200円という記載はしておりません。ただ、地方自治法として対価の徴収をすることが可能であるということもありますので、実費として200円をいただいたということでございます。 ○議長(藤尾潔君) 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) これずっと11月ぐらいから指摘をしておりまして、今回の補正となっておるということ思うんですけれども、地方自治法にそういう分担金や使用料と加入金は手数料に関する事項については条例で定めなければならないというのが規定されておりました。 総務部の財政に聞きたいんですけれども、総務ですか、これはこの条例で定めなければならないですけれども、それには該当しないんですか。 ○議長(藤尾潔君) 総務部長。 ◎総務部長(堀内千稔君) 失礼いたします。 公の施設の使用料というのは地方自治法の第225条に定められておりまして、このパークゴルフ場の会場自体の使用料はその公の施設の使用に係るものでありますので、条例に規定すべきものとは考えてございます。 ただ、ゴルフクラブにつきましては、いわゆる公の施設の附属設備というよりも単なる道具、いわゆる物品に当たるものであると思いますので、その地方自治法の第225条の規定の使用料ではなくして、いわゆる司法上の賃借に係るものだと考えてございますので、本来であれば使用料ではなしに雑入として計上すべきものであったのかなとは考えてございます。 ○議長(藤尾潔君) 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) 体育施設条例に戻りますけれども、体育施設を使用する者は申込書で申請しなければならないということで、ネットで見たらこういう許可申請書というのが出てきます。これを書いて申し込んで教育委員会はそれを許可するとなってるんですけれども、パークゴルフ場についてはこういう体育施設許可書というのがあって申込者、住所、氏名、連絡先、そして使用料内訳が300円、クラブ一式200円というこういう申込書があって、正と副、複写になっておりまして、これを書いて副を使用者が控えとして持ってくんですけれども、この使用許可書申請書というのは全く規定がない、いわゆるパークゴルフ場というか、教育委員会の生涯教育のスカイピアがオリジナルでつくってる書式やと思うんです。こういうのを各部署部署でオリジナルの許可申請書をつくって、それが運用していいものかどうか。 ここには300円とか200円とかという金額が書いてあるんです。だから、体育施設条例にはそういう書式が全く、様式が載ってないですけれど、そういう各担当部署でそういうオリジナル的な許可申請書をつくって運用していいのか、これ大変問題かと思うんですが、見解を求めたいと思います。 ○議長(藤尾潔君) 総務部長。 ◎総務部長(堀内千稔君) 失礼します。 おっしゃるとおり、当然、規則にそういった許可書の様式は制定しなければならないものでございますので、御指摘のことにつきましては早急に改めて規則に制定するようにさせていただきたいなと思います。 ○議長(藤尾潔君) 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) ぜひやっていただきたいと思います。 それで、規定にない道具代を使用料として徴収してるんですが、それは徴収した方には返金する必要があるかと思うんですが、その考え方はいかがですか。 ○議長(藤尾潔君) 教育部長。 ◎教育部長(西角啓吾君) 用具代の取り扱いにつきましては、スポーツクラブ21たきのから引き継いでいるもので、あくまでも用具の維持管理及び貸出事務の費用として収入しておりましたので、利用者に返金するということは考えておりません。 ○議長(藤尾潔君) 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) いや、規定にないものを徴収してるんでしたらやはりそれは規定にないことを徴収している金額は利用者に返金する必要があるのではないですか、見解の違いでしょうけれど。私は返す必要があると思うんですが。 ○議長(藤尾潔君) 教育部長。 ◎教育部長(西角啓吾君) 済いません。200円の分を使用料としていただいておったんですが、その分を雑入として科目更正をして市に歳入したいと考えております。 ○議長(藤尾潔君) 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) 規定にないものを徴収してた、使用料を徴収したんでしたら、規定にないものは徴収できないと私は思うんです。だから、使用者の人に返す手続を踏むのが筋ではないかということを申し上げとるんですけれど。科目がどうのこうのじゃなくて、もとに返れば、やはり支払ってもいいものというか、徴収できないのに徴収してたんですから返すべきだと私は思うんですけれど。 ○議長(藤尾潔君) 市長。 ◎市長(安田正義君) 小川議員の御指摘でございますが、もともとこのパークゴルフのスティックについてはスポーツクラブ21たきのが所有をしておった。それをパークゴルフ場の運営といいますか、そういう中で市が代行をしておったという経緯がございます。当時は、いわゆるその利用料、使用料ではなしに利用料といいますか、スティック代がスポーツクラブ21たきのの所有であったものを、いわゆる実費相当額という形で徴収をしておったという、こういう経過がございます。 そのことを踏まえて、市とスポーツクラブ21たきのが調整をする中で引き継いできたという、こういう経過があって、私はこれは実費相当分という形で負担をしていただく、これは当然そのものは私は別に問題はないと捉えてございます。 ただ、その後の処理について、先般も御指摘をいただきました。使用料ということであるならば条例等にきちっと規定をされるべきやと、そのことについては確認をしますと、本来雑入で収入をすべきところを使用料という科目を誤っておったという、こういった経過が経緯、はっきり調査の結果しました。これについては申しわけございませんけれども、過去2年分についてそういう処理をしてしまっておったということについては、これはもう今となっては取り返しといいますか、もとに戻すことができませんので、今後において、いわゆる科目については改めていく。 返還については今その必要はないと、私はそのように捉えております。もちろん、いわゆるスポーツクラブ21たきのがそのままの形で自分たちのものであるからということで主張されるのであれば、それは当然スポーツクラブ21たきのの側へ本来支払うべきものという、そういうことでございます。ただ、そこのところについては市の収入としてもらって結構ですよという話の中でこういう経過に現在至ったと、こういう経過がございますので、そこのところは御理解を賜りたいと思っております。 ○議長(藤尾潔君) 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) 市長の答弁いただいた、理解はできませんけれども、これ以上言っても仕方ないんですけれど、ほかにもこういう課題があるかもわかりませんので、やはり市としてはそういう使用料については再度精査するべきだと思うんですが、最後に答弁求めたいと思います。 ○議長(藤尾潔君) 総務部長。 ◎総務部長(堀内千稔君) 失礼いたします。 当然、このようなことがあってはいけませんので、市全体の施設の使用料が適正かどうか、本来こういった雑入で入れるべきものが使用料で入っていないかどうか、ないとは信じてはおりますが、改めて再度点検し、また様式の件につきましても規則できっちりと規定されているかどうか、そういったことも改めてチェックをしていきたいと思ってございます。 ○議長(藤尾潔君) よろしいでしょうか。 13番桑村繁則君。 ◆13番(桑村繁則君) ありがとうございます。 27ページの加東市応援活動支援交付金の件について、もう少し詳しく説明をお願いいたします。 ○議長(藤尾潔君) 総務部長。 ◎総務部長(堀内千稔君) 加東市応援活動支援交付金につきましては、ふるさと納税ではないんですけれど、それにかわるものとして市の事業、NPO団体でありますとか、いろいろなイベントの実行委員会でありますとか、そういったところに登録をいただいて、その団体へ寄附するということで市が代行して寄附金を集めてその団体へ交付するということで新たに導入した事業でございまして、今回600万円の支援交付金の増額という形で補正させていただいておりますのは、内訳を申し上げますと、まずは加東市の河高地区の歴史書編さん委員会が新たに登録されてまして、そこへ300万円の寄附がございました。 また、新しい風かとう、NPO法人でございますが、そこへも250万円弱の寄附が集まってございますので、そういった増額分を今回補正させていただいたということでございます。 ○議長(藤尾潔君) 桑村君。 ◆13番(桑村繁則君) この対象団体へ寄附を、とにかく寄附される方が要望されたからこのようなという判断でよろしいですか、じゃあなしに。そういう意味ですか。 ○議長(藤尾潔君) 総務課長。 ◎総務部総務課長(長田徹君) そのとおりでございます。 ○議長(藤尾潔君) 桑村君。 ◆13番(桑村繁則君) わかりました。 もう一点、75ページの有害鳥獣対策事業関係で、鳥獣被害防止総合対策事業で172万5,000円の減額になってるんですけれども、今、農家されてる方とかいろいろな方からよくお聞きするんですけれども、有害鳥獣の対策には困ってるという状態のに、この減額になるということは利用されてないという考え方でいいんですか。 ○議長(藤尾潔君) 地域創造部長。 ◎地域創造部長(藤川憲二君) 鳥獣被害防止総合対策事業でございます、これは消耗品として172万5,000円の減になってございます。これにつきましては、ことし予定しておりました事業の入札による残の分の減でございます。 また、これにつきましては一部追加の入札の残がありますので、侵入防止柵の間にいける扉とか、そういう追加もいたしておりますが、これだけの減になったということでございます。 ○議長(藤尾潔君) 桑村君。 ◆13番(桑村繁則君) 上側の特定外来生物捕獲業務等の委託料でございますけれども、これも90万円の減となってるんですけれども、これは捕獲が少なかったとか、そういう意味で減ですか。 ○議長(藤尾潔君) 地域創造部長。 ◎地域創造部長(藤川憲二君) 特定外来生物捕獲業務等委託料、これが90万円の減になっております。これにつきましては、当初400頭の捕獲ということで予算のほう立てておりましたが、これは実績見込みで250頭ということになりまして90万円の減となってございます。 ○議長(藤尾潔君) 桑村君。 ◆13番(桑村繁則君) 400頭から250頭で減ということは、結局有害鳥獣というか、そういうなのがもう減ってきたと判断するんですか。それとも捕獲の努力が足らんということになるんですか、どうですか。 ○議長(藤尾潔君) 地域創造部長。 ◎地域創造部長(藤川憲二君) 過去の頭数比べましても、減ってきたということでは私はないと思っております。これ波がというのか、たくさんとった次の年は減ったりとか、そういうことも関係するのではないかと考えております。 ○議長(藤尾潔君) よろしいでしょうか。 ほかにございますか。 9番磯貝邦夫君。 ◆9番(磯貝邦夫君) 36ページ、公共施設整備基金事業6億5,000万円を積むということになっておりますが、必要な市民サービスが十分提供できた上で公共投資への備えができているなら非常に喜ばしいことだと私も思っております。 しかしながら、公共交通の問題にしても、また桑村議員ですか、一般質問で言われた給食費の無償化等に関しても財源がとれない、人が足りないとの対応をこれまでされてきました。今後、こういう6億5,000万円も積むことができるんですから、市民サービスのことを考えて今後のいろいろな施策の中で財源が足りないとかということのないようにしていただきたいなと思うんですが、大局的に立場に立って御答弁を求めたいと思います。 ○議長(藤尾潔君) 市長。 ◎市長(安田正義君) 必要な施策については、当然これはそこには投資はやはりしていかなければならないと思っております。 ただ、さまざまな要望ということに対して全てを今、本当にここのところは大きな考え方はきちっと持っておかなければならないと思います。物事に対して全てにおいて無償化といいますか、そういうことが本当に正しいやり方なのかどうかという、ここのところはやはりきちっと捉えた中で、必要であればそこのところには投資をしていく、その考え方に変わりはございません。 ○議長(藤尾潔君) よろしいですか。 2番藤浦 巧君。
    ◆2番(藤浦巧君) 85ページですけれども、道路橋梁費の中で土地購入費が3,926万円減額になっておりますが、この理由をちょっと教えていただけますか。 ○議長(藤尾潔君) まち・農整備部長。 ◎まち・農整備部長(阿江孝仁君) この土地購入費でございますが、これにつきましては社西部線でございますが、これにつきまして今購入を進めておるところですが、話は一応ついとるんですけれども、まだもう一つというところがございまして、そこが今年落として繰り越しでございます。 ○議長(藤尾潔君) 1番大畑一千代君。 ◆1番(大畑一千代君) 私が聞こうかな思うたら先越されたんですけれど、要するに社西部線自体は事業の進捗、それから見通しですよね。これ当初の見通しどおりこれ進んでおるんですか。それとも、担当職員は非常に頑張っていただいて用地交渉であったりしてくれとるとは聞いておるんですけれども、どういう状況なのかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤尾潔君) まち・農整備部長。 ◎まち・農整備部長(阿江孝仁君) 社西部線でございますが、今、全ての地権者に当たっておりまして、おおむね良好と考えております。その中で、どうしても相続問題があったりするところがありまして、若干その部分についてはおくれるということになっておるものでございますが、一応来年度にもう工事が着手できるということで計画しておりまして、まず順調に進んでいるとは考えております、今の段階でございますが。 用地につきましてもほぼ承諾を得ているという状況でございます。ただ、その中で相続問題が新しく出てきましたという関係上、そうなってくると分筆登記等がありますので、若干その部分が来年度に入ってくるだろうということでございます。だから、事業全体としてはまずまず進んでると考えております。 ○議長(藤尾潔君) 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) 19ページに歳入の土地売払収入というのが、議案説明のときは社白池の土地の売り払いを見送ったという説明あったんですが、これ昨年度のこの3月定例会でも同じように見送ったということが答弁がありました。その理由としては、今整備中なので、そしたら土地の値が上がるだろうということで見送ったということですが、またことしも見送ってるんですが、これはどういう理由で、いつこの予算を執行する。 ○議長(藤尾潔君) 財政課長。 ◎総務部財政課長(広西英二君) こちらとしては一日も早く処分をしたいんですけれども、附属しております水路がありまして、その管理についてまだちょっと整理ができてません。ですので、今回もちょっとその整理ができないため売り払いにはつなげていけなかったということでございます。 ○議長(藤尾潔君) 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) でしたら、見込みというか、それが問題が解決しなかったら売却も考えられないんでしょうけれど、見込みとかは大体ありますか。 ○議長(藤尾潔君) 財政課長。 ◎総務部財政課長(広西英二君) 見込みにつきましては相手があることですので今後の水路の管理ということでいろいろな各分野とも調整はしてるんですけれども、見込みをはっきり言えればいいんですけれども、相手があることですのでちょっとはっきりお答えは今のところはできません。 ○議長(藤尾潔君) 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) 了解しました。 もう一点、89ページですけれども、これを毎年聞いてるんですけれども、簡易耐震診断事業の52万5,000円の減額、それから住宅耐震改修促進事業が700万円の減額、これ簡易耐震事業は当初予算92万7,000円の52万5,000円の減額、耐震改修促進事業については850万円で700万円の減額ということになっておりまして、このように大きな減額ということは全く実績が、全くということではないですけれど、実績が少なかったということですけれども、毎回これ質問させていただいたら契約に努めます、利用してもらえるように努めますということをずっとおっしゃってるんですが、全くその効果が出てないと思うんですが、そこらの経過を求めたいと思います。 ○議長(藤尾潔君) まち・農整備部長。 ◎まち・農整備部長(阿江孝仁君) 本当に毎回のお答えになってくるんですけれども、一応こちらとしましてはこの中での診断等来ました、全て受けていただきたい。また、準備しております耐震化の促進、また空き家の活用でありますとか、そういう部分についてもやっていただきたいということでございまして、実際にはいろいろなケースでPRを進めていってるところなんですけれども、なかなかうまくマッチングできてないと、マッチングといいますか、この制度を使っていただけないということでございます。 PRに関しましては広報、また区長会を通じ、また実際には働く世代なんかでは住宅金融公庫さんなんかとの調整をしまして、そこにこの制度を置いてもらうとか、不動産業者さんにもPRをかけていっとるんですけれども、現実としてこういう状況だということでございます。 ○議長(藤尾潔君) 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) 空き家活用支援事業は平成29年度の新規事業で320万円の予算計上されておりまして、そのまま丸々がもう減額ということで全く実績がないということになってると思います。 簡易耐震にしろ、改修促進にしろ、この空き家活用にしろ、空き家活用は新規事業だったんですけれども、耐震等の事業については、やはり何かを考えないと毎回毎回こういうことで減額補正というか、不用額がふえてきます。安心、安全のまちづくりという市長が常におっしゃっているんでしたら、やはりこういうことはもう補正が増額補正になるぐらいのことをしないとだめだと思うんですけれども、やはり何か活用がされてないということは、その原因はやはり突きとめないかないと思うんですけれど、そこらの考え方をお聞かせください。 ○議長(藤尾潔君) まち・農整備部長。 ◎まち・農整備部長(阿江孝仁君) まず、空き家活用なんですけれども、320万円上げておりました。これにつきましては、実際は社地内の市街地で2件を予定して、予定といいますか、話をしながら進んでいきよったんですけれども、この制度利用は0円となっていたということで、これについてはなぜこれが使われなかったのか、実際には空き家は改修されなかったというのもあるんですけれども、というのはその中で話をしながら聞いていこうと考えております。これは新しい制度ですので、これからの実績に向かって進んでいきたいと考えております。 また、ただ調整区域での兵庫県の制度があるんですが、それについては1件の実績を見ております。ここには上がってきませんけれども1件の成績を見ておりますし、また一番もとになってくる簡易耐震診断は30件上げておりまして、実際には13件ということで、まずこれを受けていただくということでいろいろな制度を使っていくということをPRしていけるんですけれども、やはりこれ何かがないと、何かの制度に乗ろうとしないと受けていただけないというのがあるんですが、大きな事業でありませんので、何か考えられるんであればどしどし受けてくださいよというのを今まず出していって、こちら、いろいろな相談があったときには必ずこのパンフレットをお渡ししてということを、今のところはそういうことを地道に進んでいかなければ仕方がないかなと考えております。 ○議長(藤尾潔君) 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) 広報なり、防災無線なりでそういうPRされてるのは私もよく承知しております。市の努力というのはされてるのは私も理解をしてるところなんですが、やはり結果としてそれを利用されないということは何かの原因があると。ハードルが高いんじゃないかとか、事務手続的に難しいんでないかとか、例えばフェニックス共済には加入しなければならないとかというそういうハードル的なものを下げる努力をして、本当に地震があったら倒れてしまう、人命に係ることなんで、やはりそこはもう市としても原因を追求しながらこういう予算はしっかり執行していただきたいと、これはもう指摘と要望ということでお願いしたいと思います。 ○議長(藤尾潔君) 1番大畑一千代君。 ◆1番(大畑一千代君) 47ページの福祉タクシー事業についてまずお聞きします。 72万1,000円減額になっておるんですが、昨年7月以降、1回の乗車につき5枚を限度ということで制度改正された、そういったことが原因に、要因になってるのかどうか。 また、1回の乗車につき5枚を限度というところでいろいろな苦情であったり、要望であったり、そういうことを聞かれておるかどうか、そのあたりをお聞きしたいと思います。 ○議長(藤尾潔君) 福祉部長。 ◎福祉部長(丸山芳泰君) 済いません。 この福祉タクシー事業につきましては、今回の補正減をさせていただいておりますけれども、これにつきましては当初予算額、これは平成27年度1年分、それから平成28年度の11月までの実績に基づいて約4%増で予算化しておったんですけれども、それの今回実績見込みを見込みますと若干少なくなったということでございまして、特に改正によって影響したということでは考えておりません。 といいますのは、このもともとの福祉タクシー事業の予算の執行につきましては、4月から3月の1年分で当然予算は執行するわけでございますが、タクシーの運用のこの制度でございますが、この運用は6月に配布しますもので、7月から6月という運用をしております。ですから、今回の6月分の実績といいますのは、前年度の運用のもとでしたものでございまして、今までと同様の動きを見せておりました。ですので、今回のこの執行額で影響したということでは特にございません。 また、7月以降、今年度の運用状況で見てみますと、当然2,500円までしか使えませんので、それ以下の方々ばかりになるわけですけれども、500円、1,000円の方の率がふえているということは確認しております。 ですので、幾らかうちの希望しております定額でも何回か外へ出ていっていただける機会に使っていただいてるのかなという感触は持っております。 以上でございます。 ○議長(藤尾潔君) 苦情とかがないかということに対してどうか。 福祉部長。 ◎福祉部長(丸山芳泰君) 済いません。 苦情につきましては、前にも一度お話ししたかもしれませんが、6月の配布時には何でだという申し込み時には少しあったというのは聞いてますけれども、以降におきましては特に聞いてございません。 ○議長(藤尾潔君) 大畑君。 ◆1番(大畑一千代君) 実施要綱がありまして、これは福祉部長にも1回指摘したことがあるんですけれども、決算の委員会のときに2人、3人まとまって乗っていただくように指導をすべきじゃないか、またそうしているという答弁があったんですけれど、料金の使用は1回の助成につき5枚を限度とすると、こういう実施要綱になっとるんですけれども、これの読み方なんですかね。 タクシーというのは1回の乗車というのは2人乗ろうが、3人乗ろうがそれが1乗車、1回の乗車なのかなという捉え方をすると、2人乗ろうが、3人乗ろうが1回の乗車で5枚しか使われないという読み方もできるのかなと思うんです。 その第9条全体を見ますと、福祉部長からも全体の流れから言えばそうではなしに、要は助成対象者1人につきというのはここには書いてないけれどもそういうことなんだという捉え方をされてるんかなという、そういう説明だったと思うんですけれども、それで間違いないんですか。この実施要綱そのまま読んで、それはもう2人乗れば10枚まで、3人乗れば15枚までいけますよという、そういう解釈が本当にできるのだろうか、今の見解をお聞きしたいと思います。 ○議長(藤尾潔君) 福祉部長。 ◎福祉部長(丸山芳泰君) 私そう前に言いましたでしょうか。今の件ですが、私考えておりますのは、1人それぞれ個人の方が外出をする機会をふやしていただくというのがこのタクシー券の利用目的、改正した目的でございますので、たくさん乗られても1人が5枚までで行けるその距離で4人の方が同時に外へ出られるということであれば、その残ったお金でもまた別の機会がつくれるということですので、申しわけございません、前の記憶がそうだったら申しわけございませんが、できれば5枚まで、一度に何人乗られても5枚までというのが適当かなとは考えます。 もしその解釈、またはいろいろな取り方であるようでしたら規則の改正等も含めて検討させていただきたいと思います。 ○議長(藤尾潔君) 大畑君。 ◆1番(大畑一千代君) 決算の委員会のときに、たしか高瀬議員だったかなと思うんですけれども、が質問したときには2人、3人一緒に乗った場合、乗るように指導はしないのか、その前提にやっとったのが、要は1回の乗車につき5枚しか使えませんという制度が変わったからそういう説明されたんで、2人乗れば10枚、3人乗れば15枚、そういうふうに使えるから複数人でタクシーを利用してくださいと私は捉えたんですけれども、そういう意味ではなしに、やはりこれは何人乗ろうが1乗車5枚、1回の乗車につき5枚だから、3人乗ろうが、4人乗ろうが5枚しか使えないという解釈ですよということでいいんですか。もう一度確認です。 ○議長(藤尾潔君) 暫時休憩いたします。               午前10時37分 休憩               ─────────               午前10時38分 開議 ○議長(藤尾潔君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 答弁を求めます。 福祉部長。 ◎福祉部長(丸山芳泰君) 申しわけございません。今のまず現状を申し上げますと、もしタクシーに4人乗られましたら20枚まで使えるという状況で運用しているということでございます。私の認識間違いでございました。このことにつきましては、その規則、指摘された以降に法制のほうとも調整、検討してその読み方はこうだということで判断しておったということでございます。済いません。 ○議長(藤尾潔君) 大畑君。 ◆1番(大畑一千代君) だから、それはそれでそういう、これでいけるということで間違いないということであればそれで結構でございます。 ほかの質問なんですが、中山間地の直接支払事業の関係なんですけれども、これ各集落、各農会といいますか、そこでいろいろ難しいとは思うんですよ。その中山間地の対象地域、対象の水田か農地かどうかというのが、郊外の関係とかいろいろあって、集落の中でも対象だったり対象でなかったりすると。 そういった中で、直接支払いですからその水田の所有者、あるいは耕作者に直接交付金が入る人、それからたまたま少しのことで対象地から、この事業から外れてしまってもらえない人、そういうのがあるから農会としては非常に取り組みが難しいとは思うんですが、とはいえ、上手に、上手にというたら語弊がありますけれども、きちっと取り組んでいる集落もあるんですよ。いろいろ同意、いろいろな方の同意をもらうというのも大変なんですけれども、そんな中でも上手に取り組んでる集落があります。私の住んでるところもそうですし、隣の村もそうなんですけれど。 せっかくこういう事業があって、国も予算がついてる部分でございますから、少し農林課が集落に入って説明なりすれば、集落も前向きに検討してまとまっていくということもあるんじゃないかなとか思うんですよ。 あの人・農地プランもそうですし、いろいろなところでどんどん集落へ入っていって事業の説明したり、こういうことができますよという、いろいろあるわけですから、せっかくのものですから少しやろうかなというところで辞退されとると思うんですよ。やろうかなと思ったけれどやはりちょっと難しかったという。もう一押し、農林課がすれば取り組めたんではないかなと、そんなふうに思うんですけれども、今後まだ何年か続きまして、さらに次の期と申しますか、それに入っていくとは思いますので、そこら辺はどういうふうに部長お考えなのかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤尾潔君) 地域創造部長。 ◎地域創造部長(藤川憲二君) 今おっしゃったとおり、地区の中の協定に係るまとめがなかなか難しいところがあると聞いております。ただ、今回1つの地区が中山間直接支払交付金のことは見送られたということで、今回この515万4,000円の減になっておりますけれども、それだけではないんですけれど、面積の減とかというものもありますけれども、その1つの地区については今おっしゃられたように、傾斜地もあり、平地もあって、平地は直接支払いにそれ当たらないとか。地区の中がちょっとまとまらなかって今回見送られたということ聞いております。 今回の協議に関する地区内の協議についても、農林課から何回かアドバイスといいますか、そのために参ってしております。また、見送られた地区についても、今後も中山間の協定に向けて協議は続けると聞いておりますので、今後そういうアドバイス、あるいは指導、そういうことも行っていきたいと考えております。 ○議長(藤尾潔君) 大畑君。 ◆1番(大畑一千代君) 社市街地で地籍調査に取り組む、始められるということなんですが、地図を見ますとひろのが丘はきちっと区画整理がされてますんでその分抜いてあるんですよ。 ところが、原、それから大林の一部、それから小元の一部も絡んでくるのかなと思うんですけれど、そうしたら千鳥ヶ丘の団地ここは全部区域に入っておるようなんですが、改めてもう一度測量をしていくということになるんでしょうか。 これもそんなに古い区画整理といいますか、宅地分譲でなかったと思うんですよ。昭和50年中ごろから後半にかけての分だったと思うんですけれども、それ相当の制度で測量もされとると思うので、そこへまた測量を入れると測量はするたんびに誤差が生じてきますから、かえって不都合が生じないか、こんなふうに思うんですが、このあたりの見解をまずお聞きしたいと思います。 ○議長(藤尾潔君) まち・農整備部長。 ◎まち・農整備部長(阿江孝仁君) この地籍調査につきまして補足の補正予算等がついたということでございまして、いよいよ社市街地に入っていこうという中で、県とも調整しましてこのエリアを今のところこの説明書きでは平成31年度に現地立ち会いに入る地区、平成32年度から現地立ち会いに入る地区という中で進めていこうということになってございます。 実際にはもう既に新しい区画整理をされたところということもあるんですけれども、その部分については三角測量をしながらその部分が使えていくのか、このまま本当にそこをしていって、もうしなくていいのかという判断も当然必要なんですけれども、一応全部これについてははかっていくという方針で進めていってます。 ○議長(藤尾潔君) 大畑君。 ◆1番(大畑一千代君) 三角測量するにしたって、面積、多分この費用というのは面積で算出してしまうと思うので、しないところまで面積に入れたら経費がふえるだけだと思うんですよ。せやから、そのあたりはまだ本当にそういった測量の区域に入れるべきなのかどうか。 細かく山国のメンコについてはひろのが丘の区画整理から少し外れたところでありますから、この部分だけ細かくされておるわけですから、原にしたって、大林にしたって、小元にしたって、そういうふうに細かく区分していくというのは可能だと思いますよ。 ですから、できるだけ要らない経費は使う必要はないし、それなりの精度で既に測量図があるわけですから、そこを再度測量し直すこと、それは測量し直すとかえって問題が発生してくるんじゃないかなと、こんなふうに思いますので、また検討していただきたいと思います。 それと、もう一つお聞きしたいのは、ほかの社市街地ですよね。これについても、この地域が終わればそこへ入っていくのか、そういう計画でいらっしゃるのかどうかお伺いしたいと思います。 ○議長(藤尾潔君) まち・農整備部長。 ◎まち・農整備部長(阿江孝仁君) 先ほど、前に御指摘いただきましたことにつきましては、また詳細進めていく中で県とも検討協議をして進めていきたいと思います。 また、これ以降なんですけれども、旧社の市街地の中に入っていきたいと考えていっております。年次計画によりまして中に入っていきたいと考えております。 ○議長(藤尾潔君) 大畑君。 ◆1番(大畑一千代君) もう一点なんですが、91ページなんですけれども、住宅管理費で工事請負費、維持修繕の維持管理工事1,288万4,000円の減額なんですけれども、これもきちっとまだまだ、前にも一般質問させていただいたこともあるんですけれども、修繕を施していかないといけないという住宅修理等あるんじゃないかなと思うんですけれど。どうしてこれだけの減額が発生したのかお聞かせください。 ○議長(藤尾潔君) まち・農整備部長。 ◎まち・農整備部長(阿江孝仁君) これ維持経費なんでございますが、これにつきましては補助金等もいただきながら、交付受けながらやってる部分がございます。したがいまして、その補助のつき具合によってとか、あと入札減の分でございます。 ○議長(藤尾潔君) よろしいですか。 14番山本通廣君。 ◆14番(山本通廣君) ページの64から65で、保育所運営事業というのがございますけれども、これ私立の認定こども園のことで、教育利用の子どもの増及び特定教育・保育施設等に係る公定価格の算定単価が改定されたことから運営費を増額しますと、こういう補足説明をされとるわけですけれど、これはいわゆる保健師さんとか、保育士さんとか、栄養士さんの待遇改善なのか、その辺のところ具体的にちょっと説明お願いできたらお願いしたいと思います。 ○議長(藤尾潔君) 福祉部長。 ◎福祉部長(丸山芳泰君) 今回の補正につきましては、ここに書いてありますとおり、教育利用の子どもの増と、それから特定教育・保育施設等に係る公定価格の算定単価の改正ということでございまして、まず特定教育・保育施設等に係る公定価格の算定単価の改正ということにつきましては、これは認定こども園、保育所等で単価が違うんですけれども、認定こども園でいいますと一部認定の子ども1人当たりに対する額が月17万6,700円でありました。それが今回の改定で18万8,510円、約1万2,000円ほどふえてるわけですけれども。 1号認定の方がそのぐらいふえました。2号は6万4,200円が6万7,280円に、また3号の方は13万7,600円が14万450円にとそれぞれ上がったというその単価が上がったことに起因するものでございまして、それに伴いまして私立認定こども園等の教育利用の子どもがふえたということにつきましては、実質的に見込みを上回る割合でふえてきておりまして、年度当初980人程度と見込んでおりましたのが、現状ずっとふえてきておりまして、3月末には1,150人あたりになってしまうんではないかということで、その分、1号認定の子どもが1万2,000円強ふえたことによったのでその分と、今ふえました、1号の認定の数がふえたので額が上がってしまったというところでございます。 ○議長(藤尾潔君) 山本君。 ◆14番(山本通廣君) そのことが今言う保育士さんとか、栄養士さんなんかの待遇改善に結びついているんですかということがお聞きしたいですけれど。 ○議長(藤尾潔君) 福祉部長。 ◎福祉部長(丸山芳泰君) 済いません。今回の改正につきましてはそれには影響しておりません。それは12月のときに処遇改善という形で上げさせてもらった分で回ってるということでございます。 ○議長(藤尾潔君) 山本君。 ◆14番(山本通廣君) この運営事業は、今言う私立ですが、公立とはどんな関係になりますか。 ○議長(藤尾潔君) 福祉部長。 ◎福祉部長(丸山芳泰君) 同じ単価で入ってくるかということでございましょうか。              (14番山本通廣君「公立の方はどういった取り扱いですかということ」と呼ぶ) ちょっと暫時休憩させていただきます。 ○議長(藤尾潔君) 暫時休憩いたします。               午前10時52分 休憩               ─────────               午前11時08分 開議 ○議長(藤尾潔君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 答弁を求めます。 福祉部長。 ◎福祉部長(丸山芳泰君) たびたび申しわけございませんでした。 まず、この特定教育・保育施設等に係る公定価格の算定単価の改正というものでございます。これにつきましては、人事院の勧告によりまして改定されたということでございまして、公立の職員についても同じく反映されていくということになっております。 ですので、先ほど私申し上げましたが、福利厚生部分につきましても両方に含まれているということになると思います。申しわけございませんでした。 ○議長(藤尾潔君) 一言申し上げるんですが、中途半端なときは休憩とってでも正確な答弁をお願いします。後から直すのはちょっと事務的にも結構大変ですのでよろしく。つまり、会議録に全部残りますので、自信がないときは休憩をとっていただければと思います。よろしくお願いします。 よろしいでしょうか。 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) 公共施設の整備基金6億5,000万円積み立てるんですけれども、このうちの5,000万円は藤井電工様からの寄附金を仮にそこに置いとくというか、今度はそれ何か活用されるという予定でしょうけれども、具体的に何か活用されるような今のところ話は進んでおりますか。 ○議長(藤尾潔君) 市長。 ◎市長(安田正義君) この件については以前にも御質問いただきました。藤井電工さんはもともとは市の安全、安心のための何か有効に活用をという話でございました。その中で、幾つか提案をしてきたんですが、話の途中で、例えばいわゆる子どもたちのためのということにもある時期はなってまいりました。一旦、今建築中のこども園の建設工事の一部に充ててもらうことも、もう結構ですよというお話があった。 ただ、もともとの趣旨からいいますと、それよりも例えば今雨水の排水ポンプ場建設中でございますので、こちらのほうが安全、安心ということからすればそのほうがいいのかなという、こんなことはどうなんでしょうという、そういう話もしてみたんですが、それもそれやなという、何か形になるものでもう少し有効なことを考えてもらえないかという、そんな話がございましたので。 そうであるならば、もう時期的に今の時期に、平成29年度で何とかその使い道をきちっと決めていきたかった。ところが、もうこの時期になってきますとなかなかそれができないということで、その辺の話もさせていただきながら、そういうことであればもう一旦基金に積んでもらってゆっくりと考えてもらってもいいよという、そんな話をいただきましたので、今回このようなことというところでございます。 ○議長(藤尾潔君) 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) わかりました。 あと、6億円についてのこの原資というか、6億円という大きなお金というのは、先ほど磯貝議員からも質問があったと思うんですけれども、要は年間の年度末になって執行見込みとか、入札残によって残った残額が出たので6億円という原資ができて、それを基金に積み立てるという、そういう考え方でよろしいですか。 ○議長(藤尾潔君) 総務部長。 ◎総務部長(堀内千稔君) おっしゃられた入札残の活用、あるいは事業の執行見込みの部分もございます。もちろんそれもございますが、歳入の面でも市税で2億7,000万円でしたか、かなり企業の設備投資もございまして、あるいは個人市民税につきましても所得環境の改善といいますか、そういったところで増額になっておりますので、収入がそういった形で億単位で増額を見込めたというところ。 あと、また地方交付税につきましても最終予算よりも1億円以上の増額が見込めたと、その差し引きで今回につきましてはかなりの財源が生まれたというところでございます。将来、合併特例債が平成32年度でなくなりますので、それ以降の社地域の小中一貫校、あるいは滝野地域の小中一貫校、そういったところの投資に向けて、やはり積める間に積むべきであろうという考え方のもと、今回こういった形でさせていただいてございます。 ○議長(藤尾潔君) 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) 趣旨はわかりました。これまた毎年言ってるんですけれども、やはり入札残がかなり大きな部分があると、執行見込みもかなり減額になるということであれば、やはり当初の見込みというのがちょっと甘いと言ったら大変失礼ですけれども、もう少しシビアにしとけばもう一つやりたかった事業が2つ、3つはふえたかと思うんです。 だから、いつもこの3月補正において多額の執行残並びに入札残、入札残はいたし方ないと思うんですが、執行見込みによる補正というのはもう少し当初からシビアにすべきだといつも指摘してるんですが、そこらの考え方はどうですか。 ○議長(藤尾潔君) 総務部長。 ◎総務部長(堀内千稔君) 当然、予算査定の段階で予算査定をする前にことしの予算の編成方針等々、いつも出しておりまして、経常経費につきましては毎年減らすようにということで非常に踏み込んだ枠配当もしてございます。その中で、どうしても出てきてしまう部分もございますが、引き続きシーリング等で、また枠配当というんですか、そういったところではシビアに予算査定もしていきたいと思います。 入札の残につきましては、先ほどいたし方ないというお話もございました。やはり設計組むにはそれを見込んで設計組んでいかないといけませんので、どうしても入札の残というのは出てきてしまいますので、当然予算査定の段階でもう一度例年以上に厳しく査定していくべきものはしていきたいと、そんなふうに思ってございます。 ○議長(藤尾潔君) ほかにございませんか。 高瀬俊介君。 ◆3番(高瀬俊介君) 81ページになります。夏祭り実行委員会補助金が約220万円ほど減額になっております。これはことしの9月の決算書見れば内容わかるんですけれども、たしか去年の有料席を設けまして、そしてそこで入場料というんか、観覧料取られた、そういうことも影響があってこのような、たしかこれ予算は1,900万円でしたっけ、たしか夏祭り実行委員会の予算は1,900万円、ちょっと私記憶違いでしたらあれですけれども、ちょっとその理由をお願いいたします。 ○議長(藤尾潔君) 地域創造部長。 ◎地域創造部長(藤川憲二君) 加東市夏祭りの決算でございますが、決算については2,190万円ほどの決算になってございます。今回、実行委員会の補助金が229万円の減となっておりますが、これにつきましては、大きなものにつきましては当初、花火大会とかで駐車場の確保において、これまででしたら南山の工業団地とか使えておったんですけれども、それが使えずに、今回分散といいますか、地区の公民館とかそういうところを駐車場としてできるだけ駐車場を確保しようということで当初計画しておりまして、多くの駐車場を計画する中でやはり警備員とかもそれに対して要りますし、そういうところで予算を組んでおったんですけれども、そういう駐車場の確保の中でグランドオークのゴルフ場さんが駐車場をお貸ししようということになりまして、一極集中的なものになりましたので、そういう経費が大きく、それに係る警備とか、借り上げとか、そういうところが減ったと。 また、あとやぐらとか舞台の組み立ての入札の残が減ったというところで229万円の減ということで今回上げさせてもらってるものです。 以上です。 ○議長(藤尾潔君) ほかにございませんか。 山本通廣君。 ◆14番(山本通廣君) 114ページの学校給食費のことでお伺いしたいんですが、これ購入費などの250万円の減額になったりしとるわけですけれど、この材料が高うなりつつある時勢に、これ減額とはこれどういうこと。特別の事情があったんでしょうか。子どもが少なくなるとか、そんなことも考えるんですけれど、何か特別な事情がございますか。 ○議長(藤尾潔君) 教育部長。 ◎教育部長(西角啓吾君) 学校行事ですとか、インフルエンザによる欠席とか、そういうことで減額になっております。 ○議長(藤尾潔君) 山本君。 ◆14番(山本通廣君) 材料費のことお聞きしとんですけれど、そういうことでの減額の補正になるということなんでしょうか。 ○議長(藤尾潔君) 教育部長。 ◎教育部長(西角啓吾君) インフルエンザとかそういうもの、欠席になりますので、材料費もその分要らなくなりますので、そういったことで減額になっております。 ○議長(藤尾潔君) ほかにございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 ございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第1号議案 平成29年度加東市一般会計補正予算(第10号)を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第8 第2号議案 平成29年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
    ○議長(藤尾潔君) 日程第8、第2号議案 平成29年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。              〔市民生活部長 芹生泰博君登壇〕 ◎市民生活部長(芹生泰博君) それでは、第2号議案 平成29年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 提案理由でございますが、平成29年度国民健康保険関係事業費の確定及び精査による決算見込みにより補正しようとするものでございます。 第1条でございますが、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3億9,540万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ44億5,158万6,000円にしようとするものでございます。 それでは、その内容につきまして、第1表、歳入歳出予算補正により説明をいたします。 補正予算書の1ページをごらんください。 まず、歳入でございますが、第1款国民健康保険税、第1項国民健康保険税1億5,810万円の減額は、収入見込みによるものでございます。 第4款国庫支出金、第1項国庫負担金5,765万6,000円の減額、第2項国庫補助金2,935万1,000円の減額、第5項県支出金、第1項県負担金1,060万9,000円の減額、第2項県補助金1,459万1,000円の減額は、それぞれ国及び県からの交付額の見込み等による減額でございます。 次に、第6款療養給付費等交付金973万1,000円、第8款共同事業交付金1億3,730万円の減額は、それぞれ交付見込みによる補正でございます。 次に、第9款財産収入1万1,000円の増額は、基金利子の見込みによる補正でございます。 次に、第10款繰入金、第1項他会計繰入金1,061万6,000円の減額は、一般会計からの繰入金の減額。 第2項基金繰入金2,746万5,000円の増額は、財政調整基金の繰入金の増額による補正でございます。 次に、第12款諸収入、第1項延滞金加算金及び過料550万円の増額は、延滞金の収入見込みによるものでございます。 次に、歳出でございます。 第1款総務費、第1項総務管理費589万円の減額、第2項徴税費42万4,000円の減額は、執行見込みの精査による不用額の補正でございます。 第2款保険給付費、第1項療養諸費1億6,195万円の減額、3ページになりますが、第2項高額療養費915万円の減額、第4項出産育児諸費460万円の減額及び第5項相殺諸費70万円の減額は、主に保険給付費の伸びが見込みを下回ったことによる給付実績等により各項を補正いたします。 第7款共同事業拠出金1億6,693万9,000円の減額は、県下で実施しております医療費に対する共同事業への拠出見込みにより補正するものでございます。 第8款保健事業費497万円の減額は、特定健康診査等事業及び保健事業に要する事業費の見込みにより補正するものでございます。 第9款基金積立金1万1,000円の増額は、歳入の財政調整基金利子を当該基金に積み立てるものでございます。 第12款予備費につきましては、財源調整のため4,079万6,000円を減額するものでございます。 以上、第2号議案 平成29年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)についての説明とさせていただきます。御審議の上、御議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 暫時休憩をいたします。               午前11時25分 休憩               ─────────               午前11時26分 開議 ○議長(藤尾潔君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 市民生活部長。              〔市民生活部長 芹生泰博君登壇〕 ◎市民生活部長(芹生泰博君) 失礼いたします。 先ほど説明申し上げました第8款の共同事業交付金を本来1億3,773万円の減額と申し上げるところを、1億3,730万円と申し上げました。訂正を申し上げますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 藤浦 巧君。 ◆2番(藤浦巧君) ちょっと収入、4ページですけれども、補正額が非常に大きいわけですけれども、これ率で見ますと約20%程度減額になってくるわけですけれども、一応国民健康保険税算定する場合に一旦所得の試算もされておって、徴収率も九十一、二%で、それでそのマイナス8%ぐらいには変化があると思うんですけれども、ちょっと相当大きい額で、どういう理由でこういうことになったのかちょっとお尋ねします。 ○議長(藤尾潔君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(芹生泰博君) 国民健康保険税額が当然先ほどありましたように1億5,810万円の減額ということになっております。補正の考えられるのは、当然当初におきまして被保険者数が減少したことと、それと被保険者の所得水準も当然低くなっておりますので、そのあたりが大きく影響したものと考えております。 ○議長(藤尾潔君) よろしいでしょうか。 ほかにございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第2号議案 平成29年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第9 第3号議案 平成29年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) ○議長(藤尾潔君) 日程第9、第3号議案 平成29年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。              〔市民生活部長 芹生泰博君登壇〕 ◎市民生活部長(芹生泰博君) それでは、第3号議案 平成29年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 提案理由でございますが、平成29年度の後期高齢者医療に係る保険料の見込み並びに基盤安定繰入金の確定に伴う後期高齢者医療広域連合への納付金の見込み及び保険料還付金の見込みによる補正を行おうとするものでございます。 第1条でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ581万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億5,782万2,000円にしようとするものでございます。 それでは、その内容につきまして、第1表、歳入歳出予算補正により説明いたします。 補正予算書の1ページをごらんください。 歳入では、第1款後期高齢者医療保険料、第1項後期高齢者医療保険料837万8,000円の増額、第4款繰入金、第1項一般会計繰入金175万8,000円の減額、第6款諸収入、第1項延滞金、加算金及び過料3,000円を増額し、同款第2項償還金及び還付加算金を81万1,000円減額いたします。 次に、歳出では、第2款後期高齢者医療広域連合納付金、第1項後期高齢者医療広域連合納付金を662万3,000円増額し、第3款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金を81万1,000円減額いたします。 以上、第3号議案 平成29年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) 歳入で837万8,000円の増額となっておるんですが、これは議案説明時の折に対象者が増加したという説明をお聞きしとるんですけれども、後期高齢者で75歳になれば後期高齢者になるんですが、その対象者がふえたということはいきなり75歳になるわけでもないでしょうし、どういう理由ですか。 ○議長(藤尾潔君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(芹生泰博君) 当然、後期高齢者75歳になるんですが、当初から今回補正の理由を申し上げておりますので、その当初の段階から今のこの最終、3月の見込みの時期までに75歳の方がふえたがために予算的には今申しましたように増額になったと。 ただ、前期から国民健康保険に入っておられる方も75歳で、途中からです、毎月、それ一遍に誕生日が来るわけではございませんので、毎月の移動でふえてくるということで、当初にはその当初の額しか今のところ、確かな歳入として保険料、固まった、決まった被保険者の数でおおむね算定しておりますので、当然その後見込み、途中から後期に切りかわる方がふえてきたという理由で当初よりふえておりますということで説明をさせてもらいました。 ○議長(藤尾潔君) 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) 国民健康保険なりほかの医療保険の方は74歳、ただ予算立てするときにやはり次年度にはこの方ぐらいが大体次後期高齢者に移動するというのは、大体の見当はつくんじゃないんですか。だから、75歳の方いきなりふえたみたいな答弁のような気がしたんですが、当初の予算を立てるときに、やはりそこはしっかり人数の把握はできるはずですよね、加東市民の方の年齢というのわかってるはずでしょうから、そこらをしっかりもしくは精査して予算を編成しないと、3月で補正をしたらええというものでも私は思うんですが、その考え方どうですか。これは総務、こっち。 ○議長(藤尾潔君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(芹生泰博君) 失礼いたします。 当然、今議員が言われましたように、75歳に到達する方ということもある程度は見込んでおると思いますので、今後、今言いましたように、当該年度分で75歳になれる方というのをできる限りある程度見込んだ形で今後予算も立てていきたいと、そういうふうに考えております。 ○議長(藤尾潔君) よろしいでしょうか。 ほかにございませんね。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第3号議案 平成29年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第10 第4号議案 平成29年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第4号) ○議長(藤尾潔君) 日程第10、第4号議案 平成29年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第4号)を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 福祉部長。              〔福祉部長 丸山芳泰君登壇〕 ◎福祉部長(丸山芳泰君) 第4号議案 平成29年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第4号)について、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 提案の理由でございますが、総務費及び地域支援事業費の精査による減額並びに平成29年度処遇改善加算の段階の見直しによる介護報酬の増額改定による増額に係る補正を行うものでございます。 第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,700万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ33億7,973万5,000円とするものでございます。 それでは、内容について、第1表、歳入歳出予算補正により説明いたします。 1ページをお開きください。 まず、歳入でございますが、第1款保険料、第1項介護保険料359万2,000円の増額は、第1号被保険者の所得段階並びに特別徴収及び普通徴収の人数割合の見直しによるものでございます。 第4款国庫支出金、第1項国庫負担金690万円の増額は、処遇改善加算の改正に伴い介護報酬が上がり、介護給付費の実績見込みが増額することによるものでございます。 同款第2項国庫補助金417万4,000円の減額は、先ほどと同じ理由による介護給付費の実績見込みによる調整交付金の増額と、介護保険制度改正に伴うシステム改修費に対する国の内示額の減額及び地域支援事業費の補助対象事業の事業費及び人件費の精査に伴う減額を差し引きしたものでございます。 第5款県支出金、第1項県負担金480万円の増額は、国庫負担金と同様で、介護給付費実績見込みによる増額でございます。 同款第3項県補助金189万8,000円の減額は、国庫補助金と同様で、地域支援事業費の補助対象である事業費及び人件費の精査に伴うものでございます。 第6款支払基金交付金、第1項支払基金交付金940万3,000円の増額は、国庫負担金及び国庫補助金等と同様で、介護給付費実績見込みの増額と地域支援事業費の補助対象である事業費及び人件費の精査によるものでございます。 第7款財産収入、第1項財産運用収入20万5,000円の減額につきましては、実績見込みによるものでございます。 第8款繰入金、第1項一般会計繰入金145万9,000円の減額は、国庫負担金と同様で、介護給付費の実績見込みによる増額と、総務費の人件費及び事業費の精査による減額並びに地域支援事業費の補助対象事業の事業費及び人件費の精査等に伴う減額を差し引きしたものでございます。 同款第2項基金繰入金166万円の増額は、介護保険料負担分として介護給付費準備基金を取り崩し増額するものでございます。 第10款諸収入、第4項雑入24万1,000円の増額、第5項予防給付費収入186万円の減額は、それぞれ実績見込みによるものでございます。 次に、歳出でございます。 第1款総務費、第1項総務管理費310万1,000円の減額は、介護保険制度改正に伴うシステムの改修費及び需用費等を実績見込みにより減額いたします。 同款第2項賦課徴収費8,000円の減額は、事務経費の実績見込みによるものでございます。 同款第3項介護認定審査会費214万1,000円の減額は、審査会開催回数及び意見書作成件数が減少したことによるものでございます。 同款第4項趣旨普及費1万2,000円の減額、第5項計画策定費108万9,000円の減額は、計画策定委託料の入札減等による事務経費の実績見込みによるものでございます。 3ページになります。 第2款保険給付費、第1項介護サービス等諸費6,100万円の増額は、処遇改善加算の改正に伴う介護報酬の上昇により保険給付費が増額する実績見込みによるものでございます。 同款第2項介護予防サービス等諸費1,500万円の減額は、総合事業への移行により利用者数が減少している介護予防給付費の実績見込みにより減額するものでございます。 同款第4項高額介護サービス等費300万円の増額は実績見込みにより、また第5項特定入所者介護サービス等費1,300万円の減額は、給付要件に非課税年金収入等が判定基準に加味されたことで対象者が減少したことによる減額でございます。 第4款地域支援事業費、第2項包括的支援事業任意事業費813万6,000円の減額は、家族介護用品の利用者の減少と、成年後見制度の対象者がなかったこと、嘱託賃金等の精査、認知症相談件数が当初見込みを下回ったことによる事業費の減額でございます。 同款第4項介護予防生活支援サービス事業費415万5,000円の減額は、利用実績の減少によるものでございます。 同款第5項一般介護予防事業費17万5,000円の減額は、事務経費の実績見込みによるものでございます。 第6款基金積立金、第1項基金積立金20万5,000円の減額は、実績見込みによるもので、第8款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金2万2,000円の増額は、過年度の国・県等補助金の再精算による増額でございます。 以上、第4号議案 平成29年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第4号)についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 暫時休憩をいたします。               午前11時45分 休憩               ─────────               午前11時46分 開議 ○議長(藤尾潔君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 福祉部長。              〔福祉部長 丸山芳泰君登壇〕 ◎福祉部長(丸山芳泰君) 申しわけございませんでした。 歳出におきまして、第1款総務費、第2項賦課徴収費と申し上げてしまいました。第2項は徴収費でございます。訂正しておわび申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) 処遇改善加算の見直しによって4,600万円と1,900万円増額があるんですけれども、これは初歩的な質問で申しわけないんですけれども、これを実際の現場の介護職の方にはどういうようにして給付というか、手元にというか、現場の方にどういうシステムで反映されるんですか。 ○議長(藤尾潔君) 福祉部長。 ◎福祉部長(丸山芳泰君) 済いません、もう一度、何ページの、ごめんなさい。              (7番小川忠市君「補足説明に書いてあるんですけれども」と呼ぶ) ○議長(藤尾潔君) 趣旨としてはです。だから、処遇改善加算がどのような形で現場に反映されるかという趣旨ですよね。              (7番小川忠市君「現場でどういう感じで反映されるのか」と呼ぶ) 福祉部長。 ◎福祉部長(丸山芳泰君) この処遇改善加算というのは当然サービス費に含まれるものでございますので、事業者にサービスの給付費という形で支給が、お金が入るわけでございますけれども、その中身につきましてはその事業者で処遇改善をするようにという指導のもとに配分されておるとなっております。 ○議長(藤尾潔君) 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) 疑ったら切りがないんでしょうけれども、その事業者の方はそういう目的で給付をしてもらえるんでしたら必ず介護職の方の給料とかにやはり上げていくというシステムでしょうけれども、そういうチェックとかというのは行政側はできるんですか。 ○議長(藤尾潔君) 福祉部長。 ◎福祉部長(丸山芳泰君) 私ども高齢介護課で事務監査のほう行っておりますので、そのときにチェックもしておるということでございます。 ○議長(藤尾潔君) ほかにございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第4号議案 平成29年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第4号)を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第11 第5号議案 平成29年度加東市水道事業会計補正予算(第5号) ○議長(藤尾潔君) 日程第11、第5号議案 平成29年度加東市水道事業会計補正予算(第5号)を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 上下水道部長。              〔上下水道部長 利山尚由君登壇〕 ◎上下水道部長(利山尚由君) それでは、第5号議案 平成29年度加東市水道事業会計補正予算(第5号)につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 提案理由でございますが、収入の最終見込み額を計上するとともに、支出では各事業費の確定及び進捗状況にあわせて決算見込みを反映した補正額を計上するものでございます。 議案書の第2条、収益的収入及び支出の補正は、水道事業収益を815万5,000円増額し、総額を15億947万4,000円とし、水道事業費用を1,673万8,000円減額し、総額を12億4,715万円にするものでございます。 次に、第3条、資本的収入及び支出の補正は、予算の第4条本文括弧書き中、不足する額4億8,490万円は、過年度繰越工事資金144万4,000円、過年度分損益勘定留保資金4億4,856万9,000円及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額3,488万7,000円で補填するに改め、資本的収入を39万5,000円減額し、総額を2億1,308万3,000円とし、資本的支出を7,461万8,000円減額し、総額を6億9,798万3,000円にするものでございます。 次に、第4条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正は、職員給与費を20万円増額し、総額を6,046万2,000円にするものでございます。 内容につきまして、1ページ、補正予算実施計画により説明いたします。 収益的収入でございます。 第1款水道事業収益、第1項営業収益は、水道料金の収入見込みにより800万円の増額、第2項営業外収益15万5,000円増額は、遅延損害金の収入確定による増額のほか、長期前受金戻入は県道小野藍本線道路改良事業の遅延により配水管移設に伴う固定資産除却が翌年度となることが判明したため減額し、分担金は新規加入者の増加見込みにより増額し、これら増減の差し引きによるものでございます。 次に、収益的支出でございます。 第1款水道事業費用、第1項営業費用1,673万8,000円の減額は、各事業費の確定及び執行見込みにより鴨川ダム施設管理負担金のほか、水質検査、水道ビジョン及び経営戦略策定支援などの委託料並びに固定資産除却に係る資産減耗費の減額などが主なものでございます。 次に、2ページをごらんください。 資本的収入でございます。 第1款資本的収入、第1項負担金は、市営住宅小元団地建替関連事業及び加東消防署建設関連事業費の確定により工事負担金を減額するほか、嬉野東地区水道未普及地域解消事業地元負担金の精算納付及び新規加入1件による増額により差し引き1,656万7,000円増額するものでございます。 第2項補助金は、国庫補助額の確定により1,696万2,000円減額いたします。 次に、資本的支出でございます。 第1款資本的支出、第1項建設改良費7,461万8,000円の減額は、各事業費の確定及び進捗により委託料及び工事請負費の補正が主なものでございます。 以上、第5号議案 平成29年度加東市水道事業会計補正予算(第5号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) ここで暫時休憩をいたします。               午前11時56分 休憩               ─────────               午前11時56分 開議 ○議長(藤尾潔君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 上下水道部長。              〔上下水道部長 利山尚由君登壇〕 ◎上下水道部長(利山尚由君) 申しわけございません。 先ほどの提案説明の中で、資本的収入の説明の中で国庫補助額の1,696万2,000円の減額の説明でございますが、第2項補助金と申し上げましたが、正しくは第3項補助金でございます。大変申しわけございません。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 藤浦 巧君。 ◆2番(藤浦巧君) 1ページの雑収益の水道料金遅延損害金2件、ちょっとこの分、金額が大きいんですけれども、どのような内容のものですか。 ○議長(藤尾潔君) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(利山尚由君) この120万円余りの遅延損害金なんですが2件ございます。2件とも滞納水道料金の支払い請求訴訟による遅延損害金でございまして、1件は勝訴判決による納付、もう一件は判決を待たずして被告側から和解を申し立ててきました。その和解に市は応じて遅延損害金を自主納付したと、こういう内容でございます。 ○議長(藤尾潔君) よろしいでしょうか。 ほかにございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第5号議案 平成29年度加東市水道事業会計補正予算(第5号)を採決いたします。 本案について原案のとおり決定をすることに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第12 第6号議案 平成29年度加東市下水道事業会計補正予算(第4号) ○議長(藤尾潔君) 日程第12、第6号議案 平成29年度加東市下水道事業会計補正予算(第4号)を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 上下水道部長。              〔上下水道部長 利山尚由君登壇〕 ◎上下水道部長(利山尚由君) 第6号議案 平成29年度加東市下水道事業会計補正予算(第4号)につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 提案理由でございますが、下水道の4事業全てについて補正するものでございまして、収入の最終見込み額を計上するとともに、支出では各事業費の確定及び進捗状況にあわせて決算見込みを反映した補正額を計上するものでございます。 議案書の第2条、収益的収入及び支出の補正は、下水道事業収益を7,076万9,000円減額し、総額を19億4,276万1,000円とし、下水道事業費用を6,293万円減額し、総額を19億8,713万3,000円にするものでございます。 次に、第3条、資本的収入及び支出の補正は、予算の第4条本文括弧書き中、不足する額6億641万2,000円は当年度分損益勘定留保資金6億641万2,000円で補填するに改め、資本的収入を4,465万3,000円減額し、総額を10億4,795万6,000円とし、資本的支出を4,266万3,000円減額し、総額を16億5,436万8,000円にするものでございます。 第4条、企業債の補正は、事業費の確定及び進捗により限度額を減額いたします。 第5条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正は、職員給与費を90万6,000円増額し、総額を6,418万円にするものでございます。 第6条、他会計からの補助金等の補正は、事業費の確定及び進捗により一般会計からの補助金等を12億4,903万5,000円に改めます。 それでは、内容につきまして、1ページ、補正予算実施計画により説明いたします。 収益的収入でございます。 第1款下水道事業収益は、下水道使用料の収入見込みにより増額するほか、営業収支により他会計負担金及び補助金を減額するなどにより、第1項営業収益を586万6,000円減額し、第2項営業外収益を6,490万3,000円減額いたします。 次に、収益的支出でございます。 第1款下水道事業費用、第1項営業費用は、汚水管渠及び施設の修繕費のほか、流域下水道維持管理負担金、委託料、資産減耗費などの確定及び執行見込みにより6,151万9,000円減額し、第2項営業外費用は企業債利息の確定などにより141万1,000円減額いたします。 次に、3ページをごらんください。 資本的収入及び支出でございます。 第1款資本的収入は、各事業費の確定及び執行見込みに伴う収入の最終見込みにより、第1項企業債を3,220万円減額するほか、第2項負担金を25万8,000円増額、第3項補助金を1,202万3,000円減額し、第4項出資金を68万8,000円減額いたします。 次に、資本的支出でございます。 第1款資本的支出、第1項建設改良費4,266万3,000円の減額は、各事業費の確定及び進捗により委託料及び工事請負費の補正が主なものでございます。 以上、第6号議案 平成29年度加東市下水道事業会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 藤浦 巧君。 ◆2番(藤浦巧君) 最後の14ページですけれども、給与費明細書ですけれども、時間外手当だけが極端に約二十何%ほどふえとるみたいですけれども、何か特別なことがあったんでしょうか。 ○議長(藤尾潔君) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(利山尚由君) 時間外手当の増額につきましては、事業進捗によります事務処理、現場対応、漏水対応もございます。そういった中の業務量により増額をさせていただくものでございます。 ○議長(藤尾潔君) よろしいでしょうか。 ほかにございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第6号議案 平成29年度加東市下水道事業会計補正予算(第4号)を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第13 第7号議案 平成29年度加東市病院事業会計補正予算(第4号) ○議長(藤尾潔君) 日程第13、第7号議案 平成29年度加東市病院事業会計補正予算(第4号)を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 病院事務局長。              〔病院事業部事務局長 大橋武夫君登壇〕 ◎病院事業部事務局長(大橋武夫君) 第7号議案 平成29年度加東市病院事業会計補正予算(第4号)につきまして、提案理由並びにその内容について説明申し上げます。 提案の理由ですが、入院患者見込み数の増などによる医療、介護、サービス収益の精査及び人件費の精査、患者見込み数の増などに伴う材料費や経費の精査、訴訟に係る費用など関係費目を補正するものでございます。 第2条、業務の予定量の補正は、病院事業における年間患者数、入院を3万4,550人、外来を4万2,176人、1日平均患者数、入院を94.7人、外来を172.9人にそれぞれ改め、訪問看護事業の年間利用者数医療保険を2,928人、1日平均利用者数医療保険を12.0人にそれぞれ改めるものでございます。 第3条、収益的収入及び支出の補正は、収益的収入の既決予定額に2,817万7,000円を追加し、24億4,441万4,000円とし、収益的支出の既決予定額に272万9,000円を追加し、24億6,888万5,000円とするものでございます。 第4条、資本的支出の補正は、予算第4条本文括弧書き中、6,780万5,000円は当年度分損益勘定留保資金6,780万5,000円を、6,282万1,000円は当年度分損益勘定留保資金6,282万1,000円に改め、資本的支出の既決予定額から498万4,000円を減額し、1億7,838万2,000円とするものでございます。 第5条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正は、職員給与費について、既決予定額から2,605万3,000円を減額し、15億8,389万6,000円とするものでございます。 第6条、棚卸資産購入限度額の補正は、その限度額を2億9,886万4,000円に改めるものでございます。 それでは、その内容につきまして、補正予算第4号実施計画により説明申し上げます。 1ページをごらんください。 まず、収益的収入及び支出でございます。 収入、第1款病院事業収益、第1項医業・介護サービス収益1,795万7,000円の増額は、入院患者数1日平均2名増による入院収益の増や、定期巡回訪問看護業務受託金を見込む一方、実績見込みにより外来収益及び訪問看護収益の減を見込み、それらの差し引きによるものでございます。 第3項特別利益1,022万円の増額は、訴訟に係る保険金、損害賠償金などでございます。 2ページをごらんください。 支出、第1款病院事業費用、第1項医業・介護サービス費用は207万9,000円の増額となります。入院患者の増による時間外勤務手当の増はあるものの、育児休業等による看護師給の減や実績見込みによる賃金、報酬、法定福利費の減などで、給与費が2,605万3,000円の減、入院患者、入所者の増や給食業者の変更などにより材料費が2,500万円、経費が313万2,000円、それぞれ増となり、それらの差し引きによるものでございます。 第2項医業介護サービス外費用202万円の減額は、リース支払い利息の実績見込みによるものでございます。 第3項特別損失267万円の増額は、訴訟に係る弁護士等の費用でございます。 3ページをごらんください。 資本的支出でございます。 支出、第1款資本的支出、第1項建設改良費498万4,000円の減額は、実績見込みによる工事請負費及び医療機器等のリース購入費の減によるものでございます。 以上、第7号議案 平成29年度加東市病院事業会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 藤浦君。 ◆2番(藤浦巧君) 8ページですけれど、給与費の中に地域手当が含まれておりますけれども、この内容についてちょっと教えていただきたいと思います。 ○議長(藤尾潔君) 病院事務局長。 ◎病院事業部事務局長(大橋武夫君) 地域手当につきましては、医師に限って支給をしておりますので計上させていただいております。 ○議長(藤尾潔君) 藤浦君。 ◆2番(藤浦巧君) 公営企業会計ですのでいろいろな法律、例えば人事院の規則とかいろいろなものも適用されるかと思うんですけれども、その辺は法的に問題はないんですか。 ○議長(藤尾潔君) 暫時休憩をいたします。               午後0時13分 休憩               ─────────               午後0時15分 開議 ○議長(藤尾潔君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 病院事務局長。 ◎病院事業部事務局長(大橋武夫君) 法的には問題はありません。ただ、医師に支給させていただいているという理由につきましては、医師確保という観点から支払いをさせていただいております。 ○議長(藤尾潔君) ほかにございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第7号議案 平成29年度加東市病院事業会計補正予算(第4号)を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ここで昼食のため暫時休憩をいたします。               午後0時17分 休憩               ─────────               午後1時45分 開議 ○議長(藤尾潔君) では、休憩を閉じ、会議を再開いたします。 △日程第14 第8号議案から第14号議案 一括上程 ○議長(藤尾潔君) 日程第14、第8号議案から第14号議案を一括議題といたします。 まず、市長の施政方針の表明を受け、その後に提案理由の説明を求めます。 市長。              〔市長 安田正義君登壇〕 ◎市長(安田正義君) それでは、平成30年度の予算提案に当たり、私の市政に対する所信の一端を申し述べ、議員並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 私が加東市長に就任してから7年10カ月が過ぎ、この4月末をもって2期目の任期が満了することとなります。この間、市民の安全・安心を最優先にまちの活力と賑わいづくりの推進、教育環境の充実、子育て支援と就労支援、人権教育及び人権啓発の推進の5つをまちづくりの基本に掲げ、さまざまな施策を展開し、誰もが住みたい、住んでよかった、そしてこれからも住み続けたいと思っていただけるまち、輝く加東の発展に全力で取り組んできました。国では誰もが生きがいを感じ、その能力を思う存分発揮できる一億総活躍社会の実現に向けて人づくり革命を推し進めようとしています。 そのような状況の中、昨年は将棋界において史上最年少プロ棋士の藤井聡太6段(当時4段)がデビュー戦から無敗を続け、将棋界最多となる29連勝を達成しました。また、野球界では清宮幸太郎選手が高校通算111本塁打を放ち、高校通算本塁打記録を更新するなど、次世代を担う多くの若い世代がさまざまな分野で活躍したところでございます。こうした若い世代の活躍は多くの人に夢や希望、そして元気を与え、これからの日本の発展につながっていくものと捉えております。 そして、加東市の今後のより一層の発展に欠かせないものも、同じく若い世代をはじめとした「ひと」であり、まちづくりの主役となる「ひと」がふるさとへの愛着や誇りを持ってそれぞれの個性を活かしながら活躍し、地域とともに元気であり続けることが、まちの活力を維持・向上させていくと考えています。 その鍵を握るのが「ひとづくり」であり、ひとづくりこそが新たな時代・ステージを切り拓く原動力となります。加東の未来を創造する「ひとづくり」をまちづくりの重要な要素の一つとして、未来を担う若い世代がさまざまな分野で生き生きと活躍できる加東市となるように積極的に取り組んでいかなければなりません。 そのための新しいまちづくりの指針として、このたび、市民の参画や議会委員会での所管事務調査を経て第2次総合計画を取りまとめ、今定例会に上程する運びとなりました。 合併から今日までの成果や課題を踏まえ、新たな時代・ステージを着実に歩んでいくため、今後10年間のまちづくりの道しるべとなる第2次総合計画に基づき、先ほど申し上げました、加東の未来を創造するひとづくりに加えて、安心で健やかなくらしづくりと、安全・快適でにぎわいのあるまちづくり、そしてこれらを支える効率的かつ効果的で持続可能な行政経営を柱として、市民、地域、事業者等と行政がそれぞれの役割を担い、連携して取り組む協働を基本に、今後のまちづくりを進めていくこととします。 そして、市民の皆様が愛着や誇りを持ち、幸せを実感できる快適で住みよい活力のあるまちふるさと加東の創造に一意奮闘していく所存でございます。 加えて、喫緊の課題である少子高齢化や人口減少社会への対応については、第2次総合計画との整合を図りながら、第2次総合戦略に基づく施策を戦略的に展開することで解決を目指し、北播磨の中核都市への飛躍を期したいと決意を新たにしております。 それでは、平成30年度において、重点的に取り組む事業を第2次総合計画における4つの重点戦略に基づいて説明申し上げます。 重点戦略の1つ目、力強い産業と仕事しごとづくりでは、本市の基幹産業である商工業、農業の振興をはじめ、創業の促進などにより地域産業力の向上を図るとともに、若者や女性をはじめ、市民が安心して働ける環境づくりを目指します。 まず、農業施策では、地域の特色を活かした農業、環境の変化に対応できる力強い農業の確立を目指して、地域農業活性化ビジョンに基づき、農業者、市民、各種団体等と連携・協力しながら、農業の担い手を育成するとともに、市内農産物の需要拡大や、経営・生産基盤の強化などに取り組みます。 また、日本一の酒米山田錦については、加東市産山田錦の高品質を全国の蔵元などにPRするとともに、酒のラベルへの産地表示を推進し、加東市産山田錦のブランド力向上に取り組みます。 さらに、雇用機会の創出や安定した税収を確保するため、新たな工業団地の用地の確保に向けて引き続き兵庫県との協議を進めます。 重点戦略の2つ目、誇れる選ばれる加東ブランドづくりでは、まちの魅力を維持・向上させ、にぎわいを創出するとともに、市民の住みよさ実感を高め、その魅力を効果的に市内外に発信することにより、定住・移住の促進と交流人口の拡大を目指します。 まちの魅力の発信では、市内の各地域で大切に保存され、継承されている魅力ある文化財をより多くの方に知っていただくため、多摩美術大学美術館で文化財展を開催し、「国宝のあるまち・かとう」の魅力を首都・東京で発信します。 にぎわいの創出では、まちづくり活動補助金により地域や市民主体の活動を活性化させるとともに、新たな活動の創出を支援します。また、協働のまちづくりを一層推進するため、輝く加東 まちづくりコンソーシアムが主催する市民活動発表会を通して、まちづくり協議会や主体的にまちづくりに取り組む活動団体の取組事例などの情報を提供し、新たな活動団体を育成します。 定住・移住の促進では、首都圏や阪神圏などで開催される定住・移住に関する相談会やフェアに積極的に参加するとともに、仕事や住まい、子育て、教育、医療・福祉などの定住・移住に必要な情報を集約し、希望者からの相談にワンストップで対応する総合的な相談窓口を開設し、効率的な推進体制を構築します。さらに、市内に定住や移住しようとする働く世代の戸建住宅の取得について引き続き支援し、定住人口の増加に取り組みます。 重点戦略の3つ目、加東の未来を担う若い世代の希望実現と親子の絆づくりでは、教育を未来への投資と捉え、加東の教育ブランドを確立し、未来を担う加東の子どもたちを育成するとともに、若い世代や子育て世代に優しいまちづくりを目指します。 小中一貫教育の推進では、2021年4月開校予定の東条地域小中一貫校の整備について、実施設計に着手するとともに、通学路の再編や通学手段の確保等の協議を進めます。あわせて、小中9年間を見通した系統性のある教科カリキュラムの作成に引き続き取り組みます。 また、児童・生徒が小中一貫校での学校生活を円滑にスタートできるよう、小中学校相互の出前授業や、小中学校間、小学校間の児童・生徒交流などを計画的に実施します。 ICT教育の充実では、子どもたちの学習意欲や情報活用能力のさらなる向上を図るため、タブレットパソコンを計画的に導入するとともに、ICT教育研究推進事業実践校を指定し、ICTを効果的に活用した授業実践に取り組みます。 インクルーシブ教育については、昨年に開設した発達サポートセンターはぴあにおける事業を充実、拡充するため、早期に臨床発達心理士を配置し、より専門的で総合的な相談体制を整え、適切にサポートをします。さらに、誰もが発達障害等についての知識や理解を深めるための啓発活動に取り組み、共生社会の形成を目指します。 就学前教育・保育の充実では、幼稚園教育と保育の両面のよさを最大に活かしながら、新たな保育の受け皿となる公立認定こども園の整備を進め、平成31年4月の開園を目指します。さらに、より多くの子どもや保護者が幼児期人権教育事業を体験できるよう、幼稚園や認定こども園、保育所の保護者参観などにあわせて実施し、絶対人権感覚が発達した子どもを育成します。あわせて、保育士等を対象とした指導者セミナーを開催し、講師の養成に取り組みます。 出産・子育て支援の充実では、全ての新生児を対象とした聴覚検査費助成制度の委託医療機関を県内医療機関に拡充することで、受診者の利便性を向上させ、新生児の聴覚における障害の早期発見・早期治療により一層つながるよう支援します。 また、福祉医療制度の充実では、受給者の経済的な負担を軽減し、健康の保持と福祉の増進を図るため、現行の助成制度を継続し、安心して医療機関で受診できる環境を提供します。 重点戦略の4つ目、安全・安心で快適な住みよいまちづくりでは、効率的で機能的な都市構造の創造をはじめ、災害に強いまちづくりの推進や、保健・医療・福祉などの充実により、安全・安心で快適なまちの実現を目指します。 中心市街地の活性化では、本市における交通や交流の要衝であるやしろショッピングパークBio周辺をまちの拠点にふさわしい活力と魅力を備えたエリアとするため、市街化区域への編入に向けた協議を進めます。 また、市内事業者等から要望のある宿泊施設の誘致については、さまざまな方面から調査を行い、実現に向けた検討に着手をします。 まちづくりのさまざまな施策と密接にかかわる地域公共交通については、地域公共交通網形成計画に基づき、まちの拠点づくりと連携した新たな交通結節点の整備の取組や過度な自家用車依存からの転換を進めていくとともに、市町村運営有償運送の新たな地域での導入に向けて、地域、交通事業者、関係機関と具体的な協議・調整を進め、平成30年度での運行開始を目指すなど、持続可能な地域公共交通ネットワークの形成に取り組みます。 次に、災害に強いまちづくりの推進では、まず防災基盤の充実の一環として嬉野公民研修所跡隣接地に、災害発生時における避難所や緊急物資の集積拠点などにも利活用できる公共広場を整備します。 また、万が一の災害発生時には、迅速かつ正確に緊急情報を伝達することが重要であることから、引き続き防災行政無線戸別受信機の設置を進めます。 そして、国土交通省が実施する加古川河川整備については、支川対策も含め、築堤及び河道掘削のより一層の事業進捗が図れるよう、国・県との連携を強化し、地元自治体としての役割を果たしてまいります。また、浸水被害対策として整備を進めている河高安取雨水排水ポンプ場については、平成31年2月の完成を予定しています。 次に、加東市民病院事業については、病院事業管理者とともに在宅療養の支援や医師の確保などの課題を解決し、患者や利用者の受け入れの増加を図るなど、さらなる経営健全化に取り組みながら、市民の健康保持に必要な医療と日常生活に必要な介護を提供します。 また、高齢者等が住みなれた地域で安心して暮らせるよう、高齢者保健福祉計画・第7期介護保険事業計画に基づき、定期巡回・随時対応型サービスに参入する事業者の人件費を補助し、安定的な運営を支援することで、在宅サービスの提供基盤を充実します。 あわせて、老人クラブ等社会活動促進事業補助制度を拡充し、高齢者の社会参加の促進と生きがいづくりの充実を図ります。 続いて、重点事業と連携しながら取り組んでいく主要な事業について、新規事業、拡充事業や特徴的な事業を中心に、第2次総合計画の政策体系に基づき説明を申し上げます。 政策Ⅰ、未来を創造する子どもたちを育む学びのまちという政策につきましては、まず英語教育については小中一貫した英語教育を推進するため、かとう英語教育方針を新たに策定します。また、中学校では加東市オリジナルの教材を活用した授業を展開するとともに、引き続きかとう英語ライセンス検定や実用英語技能検定の検定料を年1回全額助成します。さらに、研修等を通して教職員の英語指導力の向上に取り組むなど、英語教育推進プロジェクトを進めます。 学校における食育の推進では、地域の食材生産者や社高等学校と連携しながら、食育に関する学習の充実を図るとともに、学校給食における和食給食提供日やかとう和食の日を通して食への関心を高め、望ましい食習慣を身につけた子どもの育成に取り組みます。 政策Ⅱ、学習環境が充実した文化あふれるまちについてでございます。 新教育委員会制度については本年5月の移行を予定しておりますが、新教育長が教育委員会の代表としてリーダーシップを発揮し、教育大綱及び第2期教育振興基本計画に示す教育行政をより一層推進します。 学習教育環境の充実では、小中一貫校の開校を踏まえ、適切な維持管理と計画的な改修により、安全・安心で快適な教育環境の維持に努め、平成30年度は滝野東小学校体育館の外壁等の改修工事などを行います。 また、図書館施設を適切に管理運営していくため、滝野図書館の空調設備改修工事を行います。 政策Ⅲは、ひと・くらし・自然が調和した共生・協働のまちでございます。 廃棄物の減量・リサイクルの推進では、環境負荷の少ない資源循環型社会の構築に向けて啓発を強化し、生活系ごみや事業系ごみ等の排出量抑制に一層取り組みます。また、地球温暖化防止対策では、地球環境に配慮したまちづくりを進めるため、住宅の省エネルギー、創エネルギー設備設置に対する補助や、うちエコ診断の受診促進などにより効果的な省エネ対策の推進を図ります。あわせて、市民や事業者が主体的に取り組む温室効果ガスの排出抑制に関する活動を支援します。 マイナンバーカードの普及については、引き続き休日申請窓口を開設し、交付申請しやすい環境を整えることで、コンビニエンスストアでの証明書等交付サービスの利用を促進します。 国民健康保険については、持続可能な保険制度の構築に向けて、平成30年度から兵庫県と共同で運営を行い、レセプト点検の強化やジェネリック医薬品の普及促進を図るなど、医療費の適正化に努めます。また、被保険者の健康増進と医療費を一層抑制するため、新たに糖尿病性腎症重症化予防対策の取組を進めます。 人権尊重のまちづくりでは、平成29年度に実施しました男女共同参画に関する市民意識調査を踏まえ、性別による固定的な役割分担意識の解消や、全ての人がともに活躍できる社会づくりを推進するため、第3次男女共同参画プランを策定します。 また、2020年度からの人権施策の基本理念と方向性等を定める次期人権尊重のまちづくり基本計画について策定作業に着手をします。 政策Ⅳは、子どもから高齢者まで安心してくらし続けられるまちでございます。 こころの健康づくりの推進では、誰もが自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して、関係機関との連携強化を図りながら、引き続き自殺対策に取り組むとともに、自殺対策を総合的かつ効果的に推進するため、新たに自殺対策計画を策定します。 また、若年者のがん末期患者が、住みなれた自宅で最後まで自分らしく安心して生活が送れるよう、新たに訪問介護サービス及び福祉用具の貸与に要する費用の一部を助成し、在宅における生活を支援します。 食育の推進では、11月24日、かとう和食の日などにおける和食の推進に加え、新たに「わが家のおススメ和食コンテスト」を開催し、家庭料理等での和食を通した健康づくりを推進します。 東条福祉センターとどろき荘については、本日東条公民館との複合施設として営業を再開しますが、指定管理者と十分な連携を図りながら、収支バランスのとれた事業運営に取り組んでいきます。 障害者福祉では、障害者の社会参加の促進を図るため、手話通訳者や要約筆記者を養成するための講座を開催します。あわせて、市独自の手話講座やイベントなどの開催を通して、手話への理解促進と普及・啓発を図ります。 また、障害のある人が自分らしく暮らせる福祉のまち 加東の実現を目指して、加東市障害者基本計画第5期加東市障害福祉計画・第1期加東市障害児福祉計画に基づく施策を計画的に展開します。 政策Ⅴでございます。 地域産業が躍動する活力あふれるまちでございます。 農業基盤の整備では、近年、全国各地で災害が頻発していることから、ため池などのハード整備や老朽化した水路を修繕・改修し、農業生産効率の向上や地域の防災力の強化を図ります。また、野村地区内のほ場整備については、事業化に向けた調査を行います。 商工業の振興では、商工業振興基本条例に基づき、市や事業者、商工団体、金融機関で構成する加東市商工業振興協議会を設置し、市内の商工業の実情を踏まえた振興施策を展開します。また、市内に工場などを新増設した一定の条件を満たす企業に対して、固定資産税等相当額を奨励金として交付し、産業の振興と雇用の創出を図ります。 政策Ⅵ、豊かで快適なくらしを支える都市基盤が整備されたまち。安全・快適で機能的な道路整備の推進では、社西部線などの整備を進め、くらしに直結した道路整備に取り組みます。また、滝野梶原線の整備については、平成31年度の完成に向けて引き続き滝見橋のかけかえとあわせて整備を進めます。 空家等の適切な管理と利活用では、空家等対策計画に基づき、庁内の推進体制を整備するとともに、空家バンク登録制度を活用し、管理不全な空家の発生を抑制するなど、地域の安全・安心な住環境の形成と地域の活性化を目指します。 小元団地建替事業については、第3期工事として、団地2棟と集会所を建設し、平成30年度での事業完了を目指します。また、長寿命化計画に基づき、森団地の改修工事に着手します。 地籍調査については、引き続き長井地区で現地調査を行うとともに、社市街地の現地測量調査に着手するなど、計画的に進めます。 政策Ⅶ、安全でおいしい水と快適な生活環境が持続されたまちについてでございます。 上下水道サービスを将来にわたり安定して提供できるよう、平成31年度からの中長期の取組方針を示す次期水道ビジョンと下水道ビジョンの策定に引き続き取り組みます。また、水道事業では災害時においても安全な水を安定して供給できるよう、施設や基幹管路の耐震化を計画的に進めるとともに、広沢浄水場と滝野浄水場の統合実施設計については平成30年度の完了に向けて引き続き進めます。 下水道事業については、今後、老朽化施設の更新に多額の投資が必要となることから、下水道事業経営戦略に基づき、処理場の統廃合事業に着手し、事業経営の効率化を図ります。 次に、政策Ⅷ、戦略的経営と協働で創造する魅力あふれるまちについてでございます。 今後、少子高齢化や人口減少の進行に伴い、地域間で子どもの人数や高齢化率などの格差が拡大すると見込まれることから、それらの課題に適切に対応していくため、統計調査を有効に活用することで、市全体や地域の実情を踏まえた効果的な施策を立案し、根拠に基づいたまちづくりを推進します。 在住外国人施策では、国際交流協会と連携しながら、増加する在住外国人に対して日本語教育などの生活支援を継続して行い、多文化共生社会づくりを進めます。また、国際交流の推進では、姉妹都市オリンピア市への交換留学生と市職員の派遣や、兵庫教育大学の留学生などとの交流を通して、市民の国際理解を促進し、本市の国際化を一層推進します。 シティプロモーションの推進では、市のマスコットキャラクター加東伝の助を市のPR大使として活用するとともに、忠臣蔵ゆかりの東京都墨田区をはじめとする首都圏や阪神圏などにおいて積極的に本市をPRします。 また、CATVやホームページなど、さまざまな情報媒体を効果的に活用して、本市の魅力を市内外に発信し、本市の認知度やイメージのさらなる向上に取り組みます。 にぎわいの創出では、市や関係団体、企業などで構成するまちの拠点づくりコンソーシアムが中心となり、やしろショッピングパークBio多目的ホールを活動拠点として地域活動に主体的に取り組む個人や団体、NPO法人を支援することにより、地域コミュニティの活性化やまちのにぎわいづくりに取り組みます。 次は政策Ⅸ、安定した行政経営基盤と危機管理による安全・堅実なまちについてでございます。 消防・防災対策では、本市の消防拠点として整備を進めていました加東消防署の新庁舎が間もなく完成し、3月29日に開庁します。新しい施設を活用して各種訓練を実施するとともに、消防団や自主防災組織などとの連携を一層図りながら、消防・防災力の強化に取り組みます。 また、消防団員の確保・減少対策については、消防団員の処遇を改善しながら、市役所分団の設置などに取り組み、消防体制の維持・強化を図ります。 交通・防犯対策では、特に高齢者、児童・生徒、在住外国人を対象に、自転車シミュレーターの活用とともに、スタントマンを使った疑似交通事故により交通ルールを遵守することの大切さを体感させる教育方法、スケアードストレート方式を用いた交通安全教室などを実施し、自転車事故を初めとした交通事故の防止に努めます。 また、犯罪の未然防止や事件の早期解決のためLED防犯灯を97灯、防犯カメラ10台を設置します。 最後に、これらの重点事業や主要な事業の推進に当たっては、まちづくりを支える行政経営を効果的に展開していくことが必要不可欠であると考えております。本市の財政は普通交付税の財政優遇措置の縮減や大きな教育プロジェクトである小中一貫校整備への対応などで楽観視できる状況ではありません。引き続き、自主財源の根幹となる市税を中心に、滞納整理の強化充実や、徹底した債権回収を進めるとともに、公有財産の有効活用やふるさと納税の推進などにより財源の確保に努め、時代の変化や新たな行政需要に柔軟に対応し、まちの活力を維持・向上していくための安定した行政経営基盤の確立に取り組みます。 そして、新たに策定する第2次総合計画に基づいたまちづくりにおいては、予算・組織・行政評価が連動した新しい行政評価システムの構築に取り組み、行財政改革と行政評価を一体的に推進することで財政負担の軽減・平準化や行政効率の向上を図ります。 また、市民サービスの維持向上を初め、効率的、効果的なまちづくりを進めるために、組織の活性化や職員の能力向上を目指し、総合計画と連動した組織体制の構築に取り組むとともに、意欲の高い職員の早期昇任を可能とする係長制度を導入します。 合併団体にとって避けて通れない重要かつ困難な課題である公共施設の適正化については、公共施設等総合管理計画に基づき着実に取り組んできましたが、機構改革にあわせて新たな推進体制を構築し、ファシリティマネジメントの視点に立って戦略的な維持管理・更新・処分等を行います。 また、ごみ処理体制の一元化については、平成31年度から滝野地域のごみ処理を小野加東加西環境施設事務組合へ移行し、市民サービスの平準化や財政負担の軽減を図ります。今後、滝野地域における収集体制を構築するとともに、市民や地域への啓発、関係機関との協議、調整を進めます。 以上が平成30年度における私のまちづくりについての所信と、主要な事業の概要でございます。その予算規模は、一般会計194億8,800万円、特別会計76億4,397万円、企業会計89億7,540万7,000円、合計361億737万7,000円といたしました。 平成30年はさまざまな場面や状況において変化の年であると捉えております。変化を恐れず新しいことに挑戦し続け、新たな時代・ステージを切り拓いていくことこそが、これからの加東市のさらなる飛躍につながるものと確信しております。 引き続き、市民の皆様や地域との協働のまちづくりを一層推進しながら、市民の皆様が住みよいと実感できる、そして住み続けたいと思っていただけるまちづくりを職員一丸となって全力で取り組んでいきますので、議員各位におかれましては格別の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、提案いたしております諸議案について御審議賜り、何とぞ原案のとおり御議決いただきますようお願いを申し上げる次第でございます。 以上、私の施政方針とさせていただきます。 ○議長(藤尾潔君) 続いて、提案理由の説明を求めます。 副市長。              〔副市長 吉田秋広君登壇〕 ◎副市長(吉田秋広君) それでは、第8号議案 平成30年度加東市一般会計予算から第14号議案 平成30年度加東市病院事業会計予算までの7議案につきまして一括してその概要を申し上げ、提案説明とさせていただきます。 まず、平成30年度加東市一般会計予算でございます。 予算書1ページからお示しをいたしておりますが、予算の総額を前年度と比較して1億3,500万円、0.7%増の194億8,800万円といたしております。 歳入の概要でございますが、市税は主に市民税及び固定資産税の増収を見込み、前年度と比較して5,438万5,000円増の65億7,747万9,000円といたしております。地方交付税は合併における財政優遇措置の段階的な縮減の3年目の年となり、合併算定がえの増加分が前年度より減少をいたしますが、平成29年度実績や公債費算入分の増、平成30年度地方財政計画等を踏まえ、前年度と比較して5,000万円減の37億円といたしております。 国庫支出金は20億8,201万9,000円で、こども園等運営費、国庫補助金等の増により、前年度と比較して1億7,294万3,000円増額いたしております。 県支出金は13億309万2,000円で、市立保育所等整備事業補助金や農村地域防災減災事業補助金の減により、前年度と比較して1億6,045万4,000円減額をいたしております。 繰入金につきましては9億1,002万4,000円で、有線テレビ施設撤去事業に地域情報化基金から1億4,762万1,000円を、最終的な歳入不足に対しては財政調整基金から7億5,000万円を繰り入れ、前年度と比較して7,235万円の増額といたしております。 続いて、歳出でございますが、性質別で説明を申し上げます。 補足資料、平成30年度予算関係諸表、29ページに掲載をいたしております。ごらんいただきたいと思います。 まず、義務的経費でございますが、76億3,703万2,000円で、一般会計に占める割合は39.2%となっております。その内容でございますが、人件費が前年度より3.4%増の25億1,426万7,000円、扶助費が前年度より5.8%増の32億1,048万7,000円、公債費が前年度より1.1%減の19億1,227万8,000円となっております。 次に、投資的経費でございますが、29億1,501万9,000円で、一般会計に占める割合は15.0%になります。前年度と比較して8.3%の減額となっております。これは小中一貫校整備事業関連の用地取得、物件の補償費の減や東条福祉センターとどろき荘改修事業の完了などが主な要因となっております。 また、その他経費として補助費等が41億4,272万2,000円で、前年度と比較して1.2%の減額となっております。これは北はりま消防組合への加東消防署建設事業負担金や病院事業会計への補助の減が主な要因でございます。 次に、地方債及び基金の状況について説明申し上げますが、36ページ、37ページをごらんいただきたいと思います。 平成30年度末一般会計起債残高を231億2,236万5,000円と予定しており、これは合併時と比較して企業会計を含めた市全体での地方債残高は約134億7,700万円減少しております。基金は普通会計ベースの平成30年度末残高は125億4,284万1,000円と予定しており、合併時と比較して約80億5,800万円増加すると見込んでおりますが、財政状況は厳しくなってきており、常に財政比率の動向を注視し、財政の弾力性が堅持できるよう、引き続き経常経費の節減に努めてまいりたいと思っております。 続きまして、債務負担行為でございます。 予算書の7ページ、第2表でございます。 賦課徴収事業(登記・課税連携システム導入業務)ほか5件についてお示しをいたしておりますように、期間及び限度額を定めております。 また、地方債につきましては、水道事業会計出資事業ほか9件について限度額総額を25億8,010万円とし、8ページの第3表の条件により起債をいたすこととしております。一時借入金につきましては、借り入れ最高額を40億円とし、歳出予算の人件費の流用については第5条でお示しをしておるとおり定めるものでございます。 次に、第9号議案 加東市国民健康保険特別会計予算でございます。 予算書235ページでございます。 予算の総額を歳入歳出それぞれ37億3,299万円とし、これは前年度と比較して10億7,671万円、22.4%の減となっております。大きな減額としておりますが、平成30年度からの国民健康保険制度改革により兵庫県が市とともに保険者となり、あわせて財政運営の責任主体となることに伴いまして、国庫支出金や前期高齢者交付金などの収入、歳出では後期高齢者支援金等介護納付金などの支出が兵庫県国民健康保険特別会計へ移行することに伴い、市の会計規模が縮小するためでございます。 主な歳出予算では、保険給付費を24億8,748万円といたしております。また、新たに設けられました国民健康保険事業費納付金を11億3,322万8,000円計上をいたしております。国民健康保険事業では、生活習慣の改善が必要な方に特定保健指導を実施し、将来の医療費抑制と国民健康保険加入者の健康増進を目指し、40歳以上の被保険者には引き続き特定健診の受診を勧奨するとともに、人間ドック受診費用の一部助成を行います。 また、平成30年度から新たに糖尿病性腎症重症化予防事業を実施し、さらなる健康増進と医療費抑制に向けた取り組みを強化いたします。あわせて、まちぐるみ総合健診での胃がん、大腸がん検診の負担金無料化を継続し受診促進を一層図るとともに、ジェネリック医薬品の利用啓発及び差額通知の発送等を実施し医療費の適正化に努めますが、国民健康保険を取り巻く情勢は依然厳しく、平成30年度も一般会計からの繰入金を3億2,262万5,000円予定をしておるところでございます。 続きまして、第10号議案 加東市後期高齢者医療特別会計予算でございます。 予算書は275ページでございます。 予算の総額は前年度より3,400万1,000円、7.7%増額の4億7,383万2,000円といたしております。後期高齢者の医療費等の経費に係る保険料と、市負担の保険料軽減分と合わせて事業主体である兵庫県後期高齢者医療広域連合に保険料負担金として納付するものでございますが、低所得者等に対する保険料の軽減分として一般会計から保険基盤安定繰入金を1億1,030万円計上をいたしております。 次に、第11号議案 介護保険保険事業特別会計予算でございます。 予算書では291ページでございます。 予算の総額を歳入歳出それぞれ34億3,714万8,000円とし、前年度と比較して1億1,678万9,000円、3.5%の増額といたしております。平成30年度は高齢者保健福祉計画・第7期介護保険事業計画の初年度となります。介護保険料基準額を年額6万6,000円から年額7万800円に引き上げ、平成30年度から3年間の介護保険財政の均衡を保ち、介護保険制度の健全かつ円滑な運営に努めてまいります。 介護保険給付では、介護報酬の増額改定、地域密着型サービスの定期巡回、随時対応型訪問介護看護事業所の新規参入を見込み、前年度と比べ1億2,346万円、4%増額の32億326万円といたしております。 介護予防・日常生活支援総合事業の展開により、要支援者等の訪問型サービス、通所型サービスの適正な給付に努めるとともに、高齢者の運動機能を高めていくことに重点を置き、地域リハビリテーション活動事業を行い、介護予防と生きがいづくりを推進し、また医療と介護が切れ目なく一体的にサービスの提供ができるよう、小野市加東市医師会に関係機関の専門職研修会と相談窓口業務を委託し、地域の医療と介護関係者等の連携を強化いたしてまいります。 次に、第12号議案 水道事業会計予算でございます。 企業会計予算の1ページでございます。 第2条で業務の予定量を給水戸数1万6,600戸、年間総給水量を500万9,000立方メートル、1日平均給水量1万3,723立方メートルとし、建設改良事業を8億5,216万8,000円といたしております。 第3条では、収益的収入予定額を15億829万6,000円、支出予定額を12億8,194万1,000円といたしております。収入は嬉野東地区水道未普及地域解消事業による増などにより、前年度と比較して0.5%、718万3,000円の増といたしております。 支出では、安全、強靱による信頼経営を持続させるため次期水道ビジョンを策定するとともに、施設の運転管理業務及び会計等事務業務の業務委託を継続し、安定した施設管理等経営に努めてまいります。 第4条では、資本的収入予定額を2億8,986万8,000円、支出予定額を8億9,114万3,000円と定め、不足する額を過年度繰越工事資金4,496万1,000円、過年度分損益勘定留保資金5億1,744万2,000円及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額3,887万2,000円で補填することといたしております。 主な事業はいずれも継続事業で、浄水場統合整備事業、青野ヶ原演習場等周辺水道設置助成事業のほか、老朽配水管の耐震化及び嬉野東地区水道未普及地域解消事業などでございます。 次に、第13号議案 下水道事業会計予算でございます。 企業会計予算書の42ページでございます。 第2条で業務の予定量を排水処理件数1万4,540件、年間処理水量392万4,000立方メートル、1日平均処理水量1万751立方メートルとし、建設改良事業を7億3,664万4,000円といたしております。 第3条では、収益的収入予定額を19億9,332万3,000円、支出予定額を20億4,493万4,000円といたしております。収入は企業債利息など支出の減少により他会計補助金が減少したため、前年度と比較して0.6%、1,204万9,000円の減といたしております。支出では、新規事業で処理場統合に向けた汚水処理整備計画を策定し、継続事業では不明水対策、下水道ビジョンの策定及び外部委託による施設運転管理業務の実施などでございます。 第4条では、資本的収入予定額を14億3,218万円、支出予定額を20億2,068万1,000円と定め、不足する額を当年度分損益勘定留保資金で補填することといたしております。 収入は前年度と比較して31.1%、3億3,957万1,000円の増、支出は前年度と比較して19.3%、3億2,637万1,000円の増といたしております。主な事業は新規事業で滝野工業団地汚水管布設工事ほか、国道372号など道路整備事業に伴う実施設計及び雨水排水対策として上中地内雨水管渠の実施設計を行います。継続事業では、浸水被害対策の河高地区安取雨水ポンプ場整備を完了させるほか、北播衛生事務組合、南部衛生公園の公共下水道接続工事及び汚水処理機能の持続、安定のための長寿命化事業などでございます。 次に、第14号議案 加東市病院事業会計予算でございます。 企業会計予算の98ページでございます。 第2条では、病院事業の業務の予定量を病床数139床、年間の入院患者数3万5,770人、外来患者数4万4,164人、1日平均患者数では入院を98.0人、外来を181.0人と見込んでおります。 次に、老人介護保険事業の業務の予定量は定員を入所50人、通所15人、年間利用者数では入所1万7,885人、通所3,074人、1日平均利用者数では入所49.0人、通所12.6人と見込んでおります。 次に、訪問看護事業の業務の予定量でございますが、年間利用者数では介護保険5,124人、医療保険2,684人、1日平均利用者数では介護保険21.0人、医療保険11.0人と見込んでおります。 第3条では、収益的収入予定額を24億3,179万1,000円、支出予定額を24億9,216万7,000円といたしております。 第4条では、資本的収入予定額を1億6,392万5,000円、支出予定額を2億4,454万1,000円とし、不足する額を当年度分損益勘定留保資金で補填することといたしております。 病院事業では在宅の生活を支援するとともに、医師の確保などの課題を解決し、引き続き経営健全化に取り組んでまいります。 以上、平成30年度の各会計予算を定めます議案の提案説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) 後して特別委員会付託ということでしょうが、総論的なことで、平成30年度予算につきましては何を、どこに一番ウエートを置かれてこの予算編成されたのか。いわゆる加東市の目玉というのはどちらに、どこにあるのかだけお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(藤尾潔君) 市長。 ◎市長(安田正義君) まず、平成30年度につきましては未来を創造する人づくりということが一つの大きな目玉としてございます。その中で、小中一貫校及びまた認定こども園の整備を着実に進めていきたいと、こんな予算編成にしたところでございます。 特に申し上げますと、加東の未来を担う若い世代の希望実現と親子のきずなづくりという、このところに重点配分をしたと捉えてございます。 ○議長(藤尾潔君) いいですか。 ほかにございませんか。              (「なし」の声あり)
    ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。              (11番安田 朗君「議長、動議」と呼ぶ) 安田 朗君。 ◆11番(安田朗君) 予算特別委員会設置の動議を提出いたしたいと思います。 ただいま提案されました平成30年度予算について、議長を除く15名の議員で予算特別委員会を設置し、そこに付託し審査されることを望みます。              (「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(藤尾潔君) ただいま11番安田 朗君から第8号議案から第14号議案については議長を除く15人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに審査を付託することの動議が提出されました。 この動議は1人以上の賛成者がありますので成立をいたしました。 本動議を議題として採決します。 本動議のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、第8号議案から第14号議案については、議長を除く15人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに審査を付託することに決定いたしました。 次に、予算特別委員会の委員長及び副委員長の互選を行います。 委員長及び副委員長は委員会条例第9条第2項の規定により委員会において互選することになっておりますので、予算特別委員は議員控室で委員長及び副委員長の互選を行い、委員長は結果を事務局長に報告をしてください。 ここで委員会開催のため暫時休憩をいたします。               午後2時27分 休憩               ─────────               午後2時53分 開議 ○議長(藤尾潔君) 休憩を閉じ、会議を再開します。 予算特別委員会の委員長及び副委員長の互選が終わりましたので議会事務局長より報告をさせます。 議会事務局長。 ◎議会事務局長(芹生修一君) 失礼いたします。 委員長に長谷川勝己議員、副委員長に井上茂和議員でございます。 以上でございます。 ○議長(藤尾潔君) 報告が終わりました。第8号議案から第14号議案については予算特別委員会に審査を付託いたします。 △日程第15 第15号議案 加東市事務分掌条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第15、第15号議案 加東市事務分掌条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 副市長。              〔副市長 吉田秋広君登壇〕 ◎副市長(吉田秋広君) それでは、第15号議案 加東市事務分掌条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 社会潮流や行政需要の変化に的確に対応できるよう、今期定例会に提案をいたしております第2次総合計画と連動した組織体制を構築し、事務効率や市民サービスの向上を初め、効率的、効果的なまちづくりを進めるため本条例を改正し、あわせて関係条例の整理を行うものでございます。 主な改正の内容でございますが、第1条の改正は7部一室体制とするものでございます。 次に、第2条の改正は、各部等の事務分掌を定めるものでございます。なお、現在福祉部の所管であります子ども・子育て支援に関する事務につきましては、一部を除き教育委員会事務局子ども未来部の所管といたしております。 次に、附則の第2項では、各事務部局における職員の定数を改正するものでございます。 次に、附則の第3項から附則第5項及び附則第7項、附則第8項、附則第11項では、各種審議会等の所管部署につきまして、加東市事務分掌条例の一部改正に伴い、それぞれ改正をするものでございます。 次に、附則の第6項、附則第9項では文言の整理を行っております。 附則の第10項では、個人番号の利用範囲等について、所要の改正を行うものでございます。 なお、この条例は平成30年4月1日から施行いたします。 以上、第15号議案についての提案説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) 第2次総合計画に基づいた機構の改定ということですけれども、そういう目的があって今回の改定となったところと思いますけれども、ちょっと2点、3点、私の思いというか、確かめたいことという確認で質問させていただきます。 まず、当初政策において企画部門と事業部門が分かれておりますが、これのすみ分けというのは当然あるんでしょうけれども、連動したほうが何かとスムーズに行くかと思うんですが、この分けても特に問題ないということでしょうか。 ○議長(藤尾潔君) 協働部長。 ◎協働部長(時本敏行君) 申しわけございません。もう一度質問をお願いいたします。 ○議長(藤尾潔君) 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) 都市政策の部門において、その企画部門と事業実施部門とが分かれておる気がします。地方創生とはまちづくり創造課、まちづくり政策の中にあるんですけれども、都市整備部の中には都市計画、開発指導、市営住宅空家対策等、これは関連、要は企画部門と実際の事業を実施する部門とが分かれてるんですが、それは連動したほうが何かと行政上、好ましいと思うんですが、特にそれは分かれていても問題ないということでしょうか。 ○議長(藤尾潔君) 暫時休憩をいたします。               午後2時58分 休憩               ─────────               午後2時58分 開議 ○議長(藤尾潔君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 協働部長。 ◎協働部長(時本敏行君) 済いませんでした。御質問のお答え申し上げます。 今現在、現行計画では地方創生というのはまち未来課に位置づけております。その中に都市計画ですとかというのを一体的にやっております。これは地域創生という概念が出てきたときに組織改編によってハード、ソフト部門ということで分けさせていただきました。 ただ、今ずっとその施策を進める中で、今回考えましたのが総合計画と総合戦略、地方創生については同じ部署でという考えのもとにまちづくり政策部に持ってきております。 あと、ハード的な都市整備でございますが、方針決定を企画部門で、当然新しい組織でいきますと都市整備部と連携しながらということになるんですが、方針決定をした上で事業化のめどが立てば都市整備部のほうへそのものを移していくという基本的な考え方は持っておりますので、これまでの経験を踏まえてこちらのほうが業務としてはやりやすいという判断のもとにこうしたものでございます。 ○議長(藤尾潔君) 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) わかりました。 第2総合計画では協働で取り組むということがうたってあったんですけれども、協働の基本方針というのはどこの部署で示していくのか、担当するのかというのをお聞きしたいと思います。 ○議長(藤尾潔君) 協働部長。 ◎協働部長(時本敏行君) この後また総合計画の提案もあるわけですが、協働の部門の主管課としては新しい部署では市民協働部ということになります。それで、協働のあり方の指針をどうなのかということは、以前、委員会で御質問を受けたのは記憶はしております。それで、基本、総合計画の中でもそれを定めていくという記述はさせていただいておりますが、当然協働というのはもう全部署にわたる部分でございますので、市民協働部で主導はとっていきますが、当然まちづくり政策部なり、他の部署もかかわっていく大きな課題であると、このように思っております。 ○議長(藤尾潔君) 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) もう一点ですけれども、先ほどの市長の施政方針の中の18ページに公共施設等の取り組みについての方針がございました。この公共施設の総合管理計画に基づき着実に取り組んできたと、機構改革にあわせて新たな推進体制を構築し、ファシリティマネジメントの視点に立ってということがありますけれども、この公共施設の総合管理計画はどこの部署が担当、計画の進行管理の担当ですけれども。 公共施設の適正化等は財政課になってますけれども、進行管理等はどこの部署が担当するんですか。 ○議長(藤尾潔君) 協働部長。 ◎協働部長(時本敏行君) この件につきましては、従前からいろいろ御質問いただいております。それで、以前からお答え申し上げておりますのが、計画を着実に進めていくために当然予算の裏づけというのが非常に重要になってまいります。 ということで、進行管理についても市は新しく総務財政部の中に管財課という新しい部門をつくります。市有財産全体を総括する課としてつくりますので、その中できちっと進行管理はやっていきたいと、こういう思いではおります。 ○議長(藤尾潔君) 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) ファシリティマネジメントの視点、ファシリティマネジメントとはどういう日本語に、済いません、ちょっと勉強不足で。どういう視点ということでしょうか。 ○議長(藤尾潔君) 協働部長。 ◎協働部長(時本敏行君) これまで施設というのは建設のみに着目してやってまいりましたが、建設プラス以後の管理をきちっとやっていくということが今求められております。そういう意味で、これは施設管理という概念で捉えていただいたら結構かと思います。 ○議長(藤尾潔君) 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) 済いません。 この前も、前回の総合計画検討特別委員会のときに4月1日からは非常に厳しいかなということを言われたんですが、現実4月1日からこれが稼働すると思うんですが、そこらのところは問題ないでしょうか。市民生活に問題ないでしょうか。 ○議長(藤尾潔君) 協働部長。 ◎協働部長(時本敏行君) 4月1日から始めるというのは、期間的には非常にタイトなスケジュールということで、今もう全庁的に準備に取り組んでおります。それで、第一にやはり考えておりますのが市民の方に迷惑をかけないということを第一に考えて今その準備を進めております。 本日、議決をいただきましたら、4月1日施行というのが決定いたしますので、まずは市民の方に機構が変わるということを周知させていただく必要があるとは思っておりますが、もう既に3月広報出ておりまして、4月広報では少し遅いという中で、各部署で直接市民に知らせる必要がある個別のものについてはもうダイレクトに郵便でお知らせをするとか、できる限りのことを今抽出しておる最中でございまして、再度になりますが、市民の方に御迷惑かけない形で4月1日にスタートを切りたいと、このように今準備をしております。 以上でございます。 ○議長(藤尾潔君) よろしいでしょうか。 ほかにございませんか。 大畑君。 ◆1番(大畑一千代君) 今の関連なんですけれども、特に子ども関係の分で教育委員会と保育園等々、そのあたり大いに変わってこようかと思いますけれども、今教育委員会4階、それから子育て支援は1階、そのあたりで大きくフロアが、これに限らず、大きくフロアが変わってくるとか、そういう配置計画の中で、本当に大きく変わる部分というのはいろいろあるんでしょうか、今の段階で、計画で。 ○議長(藤尾潔君) 協働部長。 ◎協働部長(時本敏行君) 御質問のように、一番大きく変わるのが子育て支援、要するに保育園ですとか、アフタースクールの所管が教育委員会になりますので、その部分が4階になります。それは大きく非常に変わる部分、市民にとって大きく変わる部分だと認識しております。 それで、あと生涯学習課が今4階にあるんですが、新しい部門として子ども関係が4階に参りますので、もうスペース的に非常に窮屈で、現実的に入りません。そういう関係で配置をどうするかということも含めて、今ほぼ素案としては決まっておりますが、直接市民の方の窓口としてはやはりその部分が一番影響が大きいと、このようには認識しております。 ○議長(藤尾潔君) 高瀬君。 ◆3番(高瀬俊介君) 1つだけ質問させていただきます。 このまちづくり政策部、この中でここに人事課というのが入ってるわけでございますが、これ見ますと、要するにまちづくり政策部の中において、これは人事課がここにあるということは、まちづくりはまちづくりでございますが、私は常々職員の皆さんは加東市の宝だと思っておりますが、ここで職員教育もきっちりとやるということでまちづくり政策部に人事課を置いておくということなんでしょうか、ちょっと質問いたします。 ○議長(藤尾潔君) 協働部長。 ◎協働部長(時本敏行君) 職員の人事に関してはどの部署であってもきっちり研修をさせて資質を高めるというのはどの部署であってもそれは同じだとは思っております。 ただ、人事課が人事関係、人事課がまちづくり政策部へ持ってきたのは、総合計画と組織を連動させる。連動させた場合に最終、やはり職員が動かないと施策というのは進んでいきませんので、そういう組織と人事というのを一体的に1つの部署でまとめるという考えでまちづくり政策部へ人事課を持ってきております。 再度になりますけれども、職員の資質の向上という観点ではなくて、うまく施策を回していくという、効率よく効果的に回していくという観点での考え方でございます。 ○議長(藤尾潔君) 高瀬君。 ◆3番(高瀬俊介君) 意味はよくわかったんですが、だけれどもこの職員におきましても評価等々は、当然そのセクションの部長等がやりますが、最終的には人事等で最終的に判断をされ、また職員の配置等々は適材適所でその職員の能力等々見ながら配置されるわけですよね。前総務部長、お答えください。 ○議長(藤尾潔君) 指名は私がしますので、挙手はそちらでしてください。 協働部長。 ◎協働部長(時本敏行君) お答え申し上げます。 当然まちづくり、特に市役所の、今言いましたように施策を進めていく上でいろいろなもの、大事なものがあると思いますが、実際それがうまくいくかというのはそこに働いとる職員がどんだけ頑張るかということに尽きると思っております。 それで、先ほども市長の施政方針の中にもありましたように、係長制というのを一つ導入される予定になっておりますが、職員の意識を高めるということが一番重要な部分になってきてるとは思っております。 それにあわせまして、人事評価というのは地方公務員制度改革の中で新しく生まれてきた概念、勤務評価みたいなものは以前からありましたけれども、それを具体的にどう進めていくかというのは、横に総務部長おりますので、今総務部でその制度を確立すべく今準備をしていただいておりまして、試行的には平成30年度からそれを導入して、平成31年度から本格導入というスケジュールでは今進んでおります。 以上であります。 ○議長(藤尾潔君) ほかにございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第15号議案 加東市事務分掌条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第16 第16号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第16、第16号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長。              〔総務部長 堀内千稔君登壇〕 ◎総務部長(堀内千稔君) それでは、第16号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 改正の理由でございますが、急速に進展する行政需要や地方公務員の人事管理制度の見直しに対応するため、中間層職員の活性化及び組織力の強化を目的とした係長制度を導入することに伴い、係長の職務を明確にし、また人事交流により病院事業部から市長部局等に異動した医療職給料表の適用を受ける職員が、行政職給料表の適用を受ける職員と同一の職務を担う場合に、その職責に応じた同一の職名を設けるため、所要の改正を行うものでございます。 次に、改正の内容でございますが、主幹を係長または主任に改めるとともに、医療職給料表2、等級別基準職務表及び医療職給料表3、等級別基準職務表におきまして行政職と同一の職名を加えるものでございます。 なお、この条例は平成30年4月1日から施行いたします。 以上、第16号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 二階君。 ◆15番(二階一夫君) ちょっと理解できない点の文言を少し教えていただきたいのが、1級、2級のところで、困難な業務を行う主事、栄養士と、こういう困難な業務を行うという文言があるんですが、この内容的に普通の主事、栄養士または管理栄養士の職務でなく、その中ででも困難な業務を行うというところの内容の説明を少しお願いいたします。 ○議長(藤尾潔君) 総務部長。 ◎総務部長(堀内千稔君) この給料表、1級、2級、順番に上がっていくわけですが、栄養士または管理栄養士、この職務につきましては1級あるいは2級の両方の級がございます。 先ほど協働部長から人事評価制度のお話がございましたですけれども、人事評価制度を導入する中で、その中で難易度の設定というのを設定してまいります。そういったときに、やはり1級から2級である程度経験を重ねる中で、自身の目標設定の中で難易度も上げていくと、そういうことをやっていきたいと思っております。 そういった少し難易度の高い職務でもこなせるようになった、そういう段階では1級から2級に上がるということで、そういった意味で困難な業務を伴うという表現しておりますので、具体的にこの業務が困難とかそういった意味ではございませんで、経験を重ねるに当たって少し難易度の高い業務をできるようになれば、1級上位の職務に上がると、そういう意味合いだと考えてございます。 ○議長(藤尾潔君) 高瀬君。 ◆3番(高瀬俊介君) 今説明を聞きましたけれど、困難な業務やなくて普通、私は一般企業からの出身でございまして、高度な業務と、そういう言葉を使いますが、こういう行政では困難と言うんですか。 高度な業務とか、要するに課長、それから今課長とか、部長とか言いません。チームリーダーとか、マネージャーとか、そういうのを使ってるところが多いんですが、高度なという言葉を使ってますが、何か困難というのはどんな困難な業務をするかと思いますけれど。ただ、意見でございます。 ○議長(藤尾潔君) 総務部長。 ◎総務部長(堀内千稔君) ちょっと繰り返しにはなりますけれども、困難なという表現にはしておりますが、難易度が高いという意味合いでございますので、同じような意味、高度なという意味にも同じところがあるかなと考えてございます。 ○議長(藤尾潔君) よろしいでしょうか。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第16号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩をいたします。               午後3時17分 休憩               ─────────               午後3時29分 開議 ○議長(藤尾潔君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 本日の会議時間は、議事の都合により会議規則第9条の規定によりあらかじめ延長いたします。 △日程第17 第17号議案 加東市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第17、第17号議案 加東市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 防災課長。              〔協働部防災課長 肥田繁樹君登壇〕 ◎協働部防災課長(肥田繁樹君) それでは、第17号議案 加東市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定の件について、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 要旨をごらんください。 まず、改正の理由でございますが、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令が改正され、平成30年4月1日から施行されることに伴い、所要の改正を行うものでございます。 改正の内容でございますが、第2条は消防法の引用条項を改正し、第5条第3項は非常勤消防団員等に対する損害補償に係る扶養親族加算額について、配偶者につきましては217円に、22歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある子につきましては333円に、その他の扶養親族につきましては217円に改正いたします。 なお、この条例は平成30年4月1日から施行いたします。 以上、第17号議案 加東市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第17号議案 加東市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第18 第18号議案 加東市消防団条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第18、第18号議案 加東市消防団条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 防災課長。              〔協働部防災課長 肥田繁樹君登壇〕 ◎協働部防災課長(肥田繁樹君) それでは、第18号議案 加東市消防団条例の一部を改正する条例制定の件について、提案理由及びその内容を説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 改正の理由でございますが、加東市消防団のあり方検討委員会から提出された加東市消防団のあり方に関する提言書において、短期的に取り組むべきものとして団員報酬の改善が提言されていることを受け、現行の消防団員の職責に応じた報酬の引き上げを行うため、所要の改正を行うものでございます。 次に、改正の内容でございますが、第13条関係では、小隊長以下の階級の団員報酬を2万2,000円から4,000円それぞれ引き上げ、第14条関係では所要の文言整理を行います。 なお、この条例は平成30年4月1日から施行いたします。 また、この条例改正に伴う市財政への影響額は516万6,000円でございます。 以上、第18号議案 加東市消防団条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっております第18号議案につきましては、総務文教常任委員会に審査を付託したいと思いますが御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) 異議なしと認めます。 したがって、第18号議案は総務文教常任委員会に審査を付託することに決定をいたしました。 △日程第19 第19号議案 加東市空家等の適切な管理に関する条例制定の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第19、第19号議案 加東市空家等の適切な管理に関する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。              〔市民生活部長 芹生泰博君登壇〕 ◎市民生活部長(芹生泰博君) それでは、第19号議案 加東市空家等の適切な管理に関する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 要旨をごらんください。 まず、制定の理由でございますが、空家等対策の推進に関する特別措置法の施行に伴い、法に定めるもののほか、空き家等に関する施策を総合的に推進するために本条例を制定するものでございます。 その内容でございますが、まず(1)の第2条から第5条においては用語の定義、所有者等の責務、市民等の責務及び市の責務について定めております。 次に、(2)の第6条は基本的な事項として、民事の問題は当事者間で解決することを妨げない旨を定めており、(3)の第7条では立入調査を行うこと、(4)の第8条は市長が特定空き家等として認定することができることについて定めており、(5)の第9条は本条例の施行のために空き家等の所有者等に関する情報について内部利用することができることを定めております。 次に、(6)の第10条から第14条においては、特定空き家等の所有者等に対する助言または指導、勧告、命令、代執行等について定めております。また、空き家等の適切な管理のためにその所有者等に対し、助言、また指導ができることも定めております。 次に、(7)の第15条は、緊急安全措置として空き家等が著しく危険な状態にあり、それを放置することにより重大な損害を及ぼすおそれがあると認めるときは、必要な最低限度の措置を講じることができる旨を定めております。 次に、(8)の第16条では、必要がある場合は警察、その他の関係機関に対し協力を求めることができると定めております。 (9)は、附則第2項において現行の加東市空き家等の適切な管理及び有効な活用に関する条例を廃止すること。 そして、(10)は附則第3項で加東市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例における空き家等対策審議会の名称を改めることとしております。 なお、この条例は平成30年4月1日から施行いたします。 以上、第19号議案 加東市空家等の適切な管理に関する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 藤浦君。 ◆2番(藤浦巧君) 第7条ですけれども、第2項で立ち入って調査することができると。それで、第3項で手続が書いてありますけれども、これは民法上のことは全てクリアできておるわけですか。 ○議長(藤尾潔君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(芹生泰博君) 初めに制定理由を申し上げましたように、特別措置法が施行されております。それに基づきまして、その内容、当然それによってこういう手続で必要、特定空き家相当とか、そういう調査が必要やという段階には別の特別措置法と同じに内容といいますか、それの分の適用しておりますので、それに基づいて調査が入ると。 だから、それはあくまでも乱用してはいけないというそういうのがありますんで、あくまでも空き家のそういう危険な状態とか、その類いを見るがために特別措置法に基づいて主張ができるということになっておりますのでそれを適用しております。 ○議長(藤尾潔君) よろしいですか。よろしいですね。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっております第19号議案につきましては、産業厚生常任委員会に審査を付託したいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) 異議なしと認めます。 したがって、第19号議案は産業厚生常任委員会に審査を付託することに決定いたしました。 △日程第20 第20号議案 加東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第20、第20号議案 加東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。              〔市民生活部長 芹生泰博君登壇〕 ◎市民生活部長(芹生泰博君) それでは、第20号議案 加東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 改正理由でございますが、地方税法の一部改正に伴い国民健康保険税の課税額の規定を定めるなど、所要の改正を行うものでございます。 その内容でございますが、まず(1)の第2条関係では、第1項で国民健康保険税の基礎課税額、後期高齢者支援金等課税額、介護納付金課税額に関する課税額の規定をそれぞれ1号から3号に定め、各号で国民健康保険事業費納付金の納付に要する費用等、国民健康保険制度改革による県単位化に伴い、国民健康保険事業費納付金が新設されることにより所要の文言の整理を行います。 この第1項の改正により第2項では前項の右に第1号、第3項では第1項の右に第2号をそれぞれ加え、第4項では第1項の右に第3号を加え、国民健康保険の被保険者のうち介護保険法第9条第2号に規定する「被保険者である者を言う、以下同じ」を削ります。 次に、(2)の第5条関係では、第2条の改正に伴い昭和33年法律第192号を削ります。 なお、この条例は平成30年4月1日から施行いたします。 以上、第20号議案 加東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、御議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第20号議案 加東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第21 第21号議案 加東市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第21、第21号議案 加東市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。              〔市民生活部長 芹生泰博君登壇〕 ◎市民生活部長(芹生泰博君) それでは、第21号議案 加東市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 改正理由でございますが、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律により、国民健康保険法の一部が改正されることに伴い、所要の改正を行うものでございます。 その内容でございますが、まず(1)の第2条関係では、加東市国民健康保険運営協議会の名称を定め、国民健康保険の制度改正に伴い県に設置される運営協議会と区別する規定を追加いたします。 次に、(2)の第1条及び第8条関係では、国民健康保険の右に「の事務」を加えるほか、所要の文言の整理を行うものでございます。 なお、この条例は平成30年4月1日から施行いたします。 以上、第21号議案 加東市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、御議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。
    ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) 先ほどの第20号議案とも関連するんでしょうけれども、要は今度広域化、要は県単位の事業になるということに伴う改正なんでしょうけれども、現実県単位の事業に移行するのはいつからでしょう。 ○議長(藤尾潔君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(芹生泰博君) この平成30年4月1日から移行、広域化が開始されるということになります。 ○議長(藤尾潔君) 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) 冒頭の挨拶で市長から保険料については同じ金額で行くということをおっしゃったと思うんですが、そこらは何にも変わらないんですか、今と全く。県に移行してもこの条例改正だけで全てが大丈夫なんですか。 ○議長(藤尾潔君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(芹生泰博君) 当然広域化に伴うものは、先ほどの説明で申し上げましたように、持続可能な保険制度関連の法律で全て施行をされております。だから、今回この第21号議案につきましては当然県が国民健康保険の運営に加わると、財政を担うという形になっておりますので、当然県にもこの運営協議会が設置されるようになります。 だから、その中で法律におきましてその区別をするために、この案件につきましては加東市の国民健康保険運営協議会を置くということになっておりますので今回改正をさせていただいてるものでございます。 それで、関連しまして一応当然今申しましたように4月1日から国民健康保険の広域化というものが開始されるわけですので、それに伴う法的な整備というものは、今回さきの納付金関係で文言の修正の整理、そして今回の改正というところが一応係る部分でありまして、だからそれ以外につきましては全て基本的には法令関係で整理ができていると私は認識をしております。 ○議長(藤尾潔君) 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) 被保険者に対して保険税というのはいつ周知されるんですか。4月1日になったら被保険者の方にはあなたの保険料は幾らですというのはその時点で通知されるわけですか。 ○議長(藤尾潔君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(芹生泰博君) 国民健康保険の賦課決定期日というのは4月1日でございます。ただし、先に当然周知ですが、国民健康保険制度が変わりますということにつきましては4月号なり広報で当然お知らせをする予定にしております。 ただし、保険料の決定につきましては所得が判明するのが、この平成29年度所得、その分で平成30年度課税という住民税との関係がございますので、6月にほぼ固まり、そして賦課決定につきましては7月2日、だからその段階でほぼ個別の個人の方の実際の課税額がわかると。当然率は申しましたように従前、平成29年度の税率と同率の税率で行けるということで、冒頭に市長から報告ありましたように、税率はそういう形になっております。 ○議長(藤尾潔君) 静粛にお願いをいたします。 よろしいでしょうか。 ほかに御質疑はございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第21号議案 加東市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第22 第22号議案 加東市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第22、第22号議案 加東市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。              〔市民生活部長 芹生泰博君登壇〕 ◎市民生活部長(芹生泰博君) それでは、第22号議案 加東市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 改正理由でございますが、高齢者の医療の確保に関する法律の一部が改正されることに伴い、所要の改正を行うものでございます。 その内容でございますが、第3条関係において、第2号から第4号に、法第55条の2第2項において準用する場合を含む規定を追加し、第2号で同項を法第55条第1項第4号で同号を法第55条第2項第2号と明記し、第5号で国民健康保険の被保険者である住所地特例の適用者が後期高齢者医療制度に加入した場合における住所地特例の引き継ぎについての規定を新たに加えるものでございます。 なお、この条例は平成30年4月1日から施行いたします。 以上、第22号議案 加東市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、御議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第22号議案 加東市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第23 第23号議案 加東市介護保険条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第23、第23号議案 加東市介護保険条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 福祉部長。              〔福祉部長 丸山芳泰君登壇〕 ◎福祉部長(丸山芳泰君) 第23号議案 加東市介護保険条例の一部を改正する条例制定の件について、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 まず、改正理由でございますが、介護保険法施行規則等の一部を改正する省令の公布により、介護保険法施行規則の一部が改正されることに伴い、介護保険料に係る基準所得金額の改正を行うもの及び介護保険法第129条第3項の規定に基づき、おおむね3年間を通じ財政の均衡を保つために介護保険料の改正を行うものであります。 また、第1段階に区分される第1号被保険者の基準額に介護保険法施行令で定める軽減割合を乗じることで第1段階に区分される第1号被保険者の保険料負担の軽減を図るため、所要の改正を行うものであります。 次に、改正内容でございますが、(1)基準所得金額を改めること。アとしまして、対象者を決める保険料段階の第7段階と第8段階を区分する基準所得金額を190万円から200万円に、第8段階と第9段階を区分する基準所得金額を290万円から300万円に改めます。 (2)介護保険料を改めること。アとしまして、第7期、平成30年度から平成32年度までの介護保険料基準額を年額6万6,000円、月額5,500円から、年額7万800円、月額5,900円に改め、第1号被保険者の前年の合計所得金額等により保険料を表のとおり定めます。 イとしまして、平成30年度から平成32年度までの第1段階に区分される第1号被保険者、市町村民税非課税世帯のうち、特に所得が低い高齢者の保険料を3万1,800円とします。 次に、市民負担への影響でございますが、基準額になる第5段階の年額保険料が4,800円、月額400円の増となることに伴い、全ての方の年額保険料は増額となります。なお、第6期同様、国の定める9段階を細分化し、第10段階を設け、被保険者の負担能力に応じたきめ細かい保険料負担段階を設定することで全体の負担額を抑えることとしております。 また、第1段階の保険料基準額に対する割合を0.05引き下げることにより、第1段階に区分される第1号被保険者の年額保険料負担は3,600円軽減しております。 次に、市財政への影響でございますが、介護サービス給付費等の増加により保険料収納の必要額は約22億6,403万2,000円で、約2億6,655万7,000円の増加が見込まれます。一方、65歳以上の方の人数が増加すること及び保険料基準額の引き上げにより保険料収入額が増加することで介護保険保険事業特別会計の収支の均衡は保たれます。 また、第1段階に区分される第1号被保険者に係る軽減補助金額は3年間で総額1,572万8,000円、うち市の負担分は約393万2,000円と見込んでおります。 なお、この条例の施行期日は平成30年4月1日といたします。 以上、第23号議案 加東市介護保険条例の一部を改正する条例制定の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっております第23号議案につきましては、産業厚生常任委員会に審査を付託したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) 異議なしと認めます。 したがって、第23号議案は産業厚生常任委員会に審査を付託することに決定いたしました。 △日程第24 第24号議案 加東市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例制定の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第24、第24号議案 加東市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 福祉部長。              〔福祉部長 丸山芳泰君登壇〕 ◎福祉部長(丸山芳泰君) 第24号議案 加東市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例制定の件について、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 まず、改正理由でございますが、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の一部が改正されたことに伴い、その基準に従い、または参酌して定めるべき加東市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例、加東市指定地域密着型予防介護サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例及び加東市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の基準を改正するものでございます。 次に、改正内容でございますが、まず(1)加東市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでございます。 アの総則では、(ア)として共生型地域密着型サービスの根拠及び定義の追加をし、イの定期巡回随時対応型訪問介護看護では、(ア)訪問介護員等の規定を整理し、(イ)オペレーターに係る基準の見直しとして、a、オペレーターに係る訪問介護のサービス提供責任者の3年以上の経験について1年以上に変更すること。なお、厚生労働大臣が定める者は3年以上としております。 b、日中においても利用者へのサービス提供に支障がない場合には、オペレーターと随時訪問サービスを行う訪問介護員及び指定訪問介護事業所、指定夜間対応型訪問介護事業所以外の同一敷地内の事業所の職員の兼務を認めることとし、cでは夜間、早朝と同様の事業所間の連携が図られているときはオペレーターの集約を認めることとしております。 (ウ)介護・医療連携推進会議の開催頻度の緩和では、a、介護・医療連携推進会議の開催頻度を年4回から年2回とし、(エ)地域へのサービス提供の推進では、a、定期巡回・随時対応型訪問介護事業者は事業所の所在する建物と同一の建物に居住する利用者にサービスを提供する場合には正当な理由がある場合を除き、地域の利用者に対してもサービス提供を行わなければならないこととしております。 次に、ウ、夜間対応型訪問介護では、(ア)としてオペレーターに係る基準の見直しをし、a、オペレーターに係る訪問介護のサービス提供責任者の3年以上の経験について1年以上に変更しております。なお、厚生労働大臣が定めるものは3年以上としております。 次に、エ、地域密着型通所介護では、(ア)認知症の根拠規定の改正、(イ)共生型地域密着型通所介護の新設として、a、共生型地域密着型通所介護については障害福祉制度における生活介護自立訓練、児童発達支援または放課後等デイサービスの指定を受けた事業所であれば基本的に共生型地域密着型通所介護の指定を受けられるものとして基準を設けます。 (ウ)療養通所介護利用定員数の見直しでは、aとして療養通所介護事業所は障害福祉サービス等である重症心身障害児及び者を通わせる児童発達障害等を実施しており、さらに地域共生社会の実現に向けた取り組みを推進する観点から定員数を引き上げます。 次に、オ、認知症対応型通所介護では、(ア)介護医療院の規定を追加し、(イ)共用型認知症対応型通所介護の利用定員の見直しとしまして、a、共用型認知症対応型通所介護の普及促進を図る観点から、ユニット型の地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護における利用定員数を1施設当たり3人以下から、1ユニット当たりユニットの入居者と合わせて12人以下に見直します。 次に、カ、小規模多機能型居宅介護では、(ア)従業者の基準の見直しとしまして、a、従業者の配置数の基準にサテライト型指定看護小規模多機能型居宅事業所を加え、(イ)として介護医療院の規定を追加しています。 次に、キ、認知症対応型共同生活介護では、(ア)介護医療院の規定を追加し、(イ)身体的拘束等の適正化の規定の追加をしております。 次に、ク、地域密着型特定施設入所者生活介護では、(ア)介護医療院、言語聴覚士等の規定の追加をし、(イ)として身体的拘束等の適正化の規定の追加をしております。 次に、ケ、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護では、(ア)ユニット型施設を併設する場合の従業員の常勤体制の緩和、(イ)介護医療院、言語聴覚士等の規定を追加、(ウ)身体的拘束等の適正化の規定の追加をし、(エ)緊急時等の対応の追加として、a、入所者の病状の急変が生じた場合その他必要な場合のため、あらかじめ医師との連携方法、その他の緊急時における対応方法を定めておかなければならないことを義務づけております。 次に、コ、看護小規模多機能型居宅介護では、(ア)サテライト型看護小規模多機能型居宅介護事業所の基準等の創設として、a、代表者・管理者・介護支援専門員・夜間の宿直者(緊急時の訪問対応要員)は、本体事業所との兼務等によりサテライト型看護小規模多機能型居宅介護事業所に配置しないことができるとして、b、本体事業所及びサテライト型看護小規模多機能型居宅介護事業所は適切な看護サービスを提供する体制にあること。c、サテライト型看護小規模多機能型居宅介護事業所は医療ニーズに対応するため、看護職員の人数については常勤換算1.0以上とするとしております。 (イ)では、介護医療院の規定を追加し、(ウ)サテライト型看護小規模多機能型居宅介護事業所の基準として、a、サテライト型看護小規模多機能型居宅介護事業所の登録定員、利用定員を新たに定め、サービスの提供に支障がない場合は病床を宿泊室の兼用を可能としております。 (エ)では、介護支援専門員の規定を追加し、(オ)では指定看護小規模多機能型居宅介護の事業の準用規定を追加しております。 次に、サ、その他でございますが、療養病床等から地域密着型介護老人福祉施設及び地域密着型特定施設入居者生活介護への転換する場合の特例といたしまして、(ア)指定介護老人福祉施設基準の略称規定の改正、(イ)転換に係る期限の変更をし、(ウ)療養病床等から医療機関併設型地域密着型特定施設入居者生活介護に転換する場合について特例を設けております。 次に、(2)加東市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正でございます。 ア、介護予防認知症対応型通所介護では、(ア)認知症の根拠規定の改正、(イ)介護医療院の規定を追加し、(ウ)共用型介護予防認知症対応型通所介護の利用定員の見直しとして、a、ユニット型の地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護における利用定員を1施設当たり3人以下から、1ユニット当たりユニットの入居者と合わせて12人以下に見直しております。 次に、イ、介護予防小規模多機能型居宅介護では、(ア)として介護医療院の規定の追加をしております。 次に、ウ、介護予防認知症対応型共同生活介護では、(ア)介護医療院の規定の追加、(イ)として身体的拘束等の適正化の規定を追加しております。 次に、(3)指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正についてでございます。 アとして、障害福祉制度の相談支援専門員との密接な連携の規定の追加をし、イとして、公正中立なケアマネジメントの確保の規定の追加をし、ウでは医療と介護の連携の強化の規定を追加し、(ア)として入院時における医療機関との連携促進として、a、介護予防支援の提供の開始に当たり、利用者等に対して入院時に担当ケアマネージャーの指名等を入院先医療機関に提供するよう依頼することを義務づけております。 また、(イ)では平時からの医療機関との連携促進の規定の追加として、a、利用者が医療系サービスの利用を希望している場合等は、利用者の同意を得て主治の医師等に対してケアプランを交付することを義務づけ、b、訪問介護事業所等から伝達された利用者の口腔に関する問題や、服薬状況、モニタリング等にケアマネージャー自身が把握した利用者の状態等について、ケアマネージャーから主治の医師等に必要な情報伝達を行うことを義務づけております。 なお、この条例の施行期日は平成30年4月1日といたします。 以上、第24号議案 加東市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっております第24号議案につきましては、産業厚生常任委員会に審査を付託したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) 異議なしと認めます。 したがって、第24号議案は産業厚生常任委員会に審査を付託することに決定をいたしました。 △日程第25 第25号議案 加東市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例制定の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第25、第25号議案 加東市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 福祉部長。              〔福祉部長 丸山芳泰君登壇〕 ◎福祉部長(丸山芳泰君) 第25号議案 加東市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例制定の件について、制定理由並びにその内容を説明申し上げます。 要旨をごらんください。 まず、制定理由でございますが、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律等の整備に関する法律の施行により、介護保険法の一部が改正され、これまで国の省令及び県の基準によって定められていた指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する指定基準について、市の条例で定めることとされたため、この基準を定める条例を制定するものでございます。 次に、制定内容でございますが、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準において、従うべき基準及び標準とすべき基準とされているものについては、これらの基準と同様の基準を定めることとし、また参酌すべき基準とされているものについてはその基準を参酌し、当該基準と同様の基準を定めることとします。 ただし、以下の7つの基準については県が実情に応じて独自基準として定めていたものであり、市においても独自基準として定めるとしております。 (1)指定居宅介護支援事業者の指定申請者の法人格の有無に係る基準では、ア、暴力団または暴力団密接関係者でない法人であることを指定居宅介護支援等の事業者の指定申請者の要件としております。 (2)高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく行為の禁止では、アとして利用者に対し高齢者虐待防止法第2条第5項第1号イからホまでに掲げる行為をしてはならないとし、(3)指定居宅介護支援の自己評価結果の公表では、ア、指定居宅介護支援事業者は事業所運営の透明性を高め、利用者の選択に資するよう、みずからその提供する指定居宅介護支援の質の評価結果を公表するように努めることとしております。 (4)居宅サービス計画への利用者意向の尊重では、ア、居宅サービス計画の原案作成に当たっては利用者の意向を尊重しなければならないこと。 (5)介護支援専門員に対する計画的な研修の実施では、ア、指定居宅介護支援事業者は介護支援専門員の質の向上を図るため、各種研修期間が実施する研修や当該施設が実施する研修等への参加する機会をできるだけ計画的に確保することとし、(6)事故の発生またはその再発の防止では、アとして事故が発生した場合の対応、事故発生防止のための指針の整備、イとして事故報告、その改善策と従業者への周知徹底、ウとして事故発生防止会議及び研修会の定期的な実施を定めております。 また、(7)文書の保存年限の基準では、ア、指定居宅介護支援事業者は利用者に対する指定居宅介護支援の提供に関する次の各号に掲げる記録を整備し、その完結の日から5年間保存しなければならないとしております。 なお、この条例は、第16条、第20条以外規定は平成30年4月1日から施行し、第16条、第20条の規定は平成30年10月1日からの施行といたします。 以上、第25号議案 加東市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっております第25号議案につきましては、産業厚生常任委員会に審査を付託したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) 異議なしと認めます。 したがって、第25号議案は産業厚生常任委員会に審査を付託することに決定しました。 △日程第26 第26号議案 加東市手数料条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第26、第26号議案 加東市手数料条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 福祉部長。              〔福祉部長 丸山芳泰君登壇〕 ◎福祉部長(丸山芳泰君) 第26号議案 加東市手数料条例の一部を改正する条例制定の件について、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 まず、改正理由でございますが、介護保険法の一部が改正され、指定居宅介護支援事業者の新規指定申請及び指定更新申請に対する審査に係る事務が都道府県から市町村に移譲されたことに伴い、当該事務が特定の者のためにする事務であることから、地方自治法第227条の規定により手数料を徴収するものでございます。 次に、改正内容でございますが、加東市内の指定居宅介護支援事業者の新規指定申請及び指定更新申請に係る審査に対する手数料を定めます。指定居宅介護支援事業者、新規指定申請の審査2万円、指定更新申請の審査1万円としております。なお、手数料の額は兵庫県及び兵庫県内の政令市、中核市と同額で、北播磨市町についても同額を予定していると伺っております。 また、手数料徴収の対象となる事業所数は市内13事業所でございます。 なお、この条例は平成30年4月1日から施行いたします。 以上、第26号議案 加東市手数料を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。 御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第26号議案 加東市手数料条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第27 第27号議案 加東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第27、第27号議案 加東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 福祉部長。              〔福祉部長 丸山芳泰君登壇〕 ◎福祉部長(丸山芳泰君) 第27号議案 加東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件について、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 まず、改正理由でございますが、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準及び子ども・子育て支援法施行規則の一部を改正する内閣府令の施行により、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部が改正されたこと及び地域の実勢及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の公布により、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部が改正されることに伴い、所要の改正を行うものでございます。 次に、改正内容でございますが、(1)第1条関係では、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行います。 アとしまして、認定こども園や保育所等に入所した際、支給認定保護者は支給認定書、支給認定書の交付を受けていない場合は支給認定に係る事項を記載した通知書を特定教育・保育施設、または特定地域型保育事業者からの求めがあった場合にのみ提示することとします。 次に、(2)第2条関係では、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部が改正されることに伴い、所要の改正を行うこととし、アとして引用条項の項ずれを改めます。 なお、この条例の施行期日は、第1条につきましては公布の日から、第2条については平成30年4月1日といたします。 以上、第27号議案 加東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) 済いません、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業というのはどういうのをイメージしたらよろしいですか。 ○議長(藤尾潔君) 福祉部長。 ◎福祉部長(丸山芳泰君) まず、特定教育・保育施設ということでございますけれども、これにつきましては施設型給付費の支給対象施設である教育・保育施設のことでございます。まず、その市内の特定教育・保育施設につきましては、全私立園及び鴨川保育園を除く公立園全てでございます。 また、特定地域型保育事業につきましては、地域型保育給付費の支給対象事業を行う地域型保育事業のことでございまして、これにつきましては市内にはございません。 ○議長(藤尾潔君) よろしいですか。 ほかにございますか。 桑村議員。 ◆13番(桑村繁則君) ちょっと教えてほしいですけれど、支給認定保護者とはどんな方のことですか。 ○議長(藤尾潔君) 福祉部長。 ◎福祉部長(丸山芳泰君) 子ども、今認定こども園等に、保育所もそうですけれども、預けるというか、受けるというときには、この子どもは教育部、保育部という、あとゼロから2歳の1号、2号、3号の認定を受けることになります。それを子どもが1号、2号、3号受けるとする親を、今言われました保護者ということになります。 ○議長(藤尾潔君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第27号議案 加東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第28 第28号議案 加東市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び加東市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第28、第28号議案 加東市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び加東市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 福祉部長。              〔福祉部長 丸山芳泰君登壇〕 ◎福祉部長(丸山芳泰君) 第28号議案 加東市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び加東市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件について、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 まず、改正理由でございますが、国家戦略特別区域法及び構造改革特別区域法の一部を改正する法律及び国家戦略特別区域法及び構造改革特別区域法の一部を改正する法律の施行に伴う厚生労働省関係省令の整備に関する省令の施行により、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準及び放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 次に、改正の内容でございますが、(1)第1条関係、加東市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでございますが、アとして国家戦略特別区域法第12条の4に規定する国家戦略特区内の小規模保育施設(国家戦略特区小規模保育事業)において3歳以上の保育認定子どもの受け入れが可能となったことにより、3歳以上の保育認定子どもを受け入れる場合の運用基準を加えます。 イとして、引用条項の条ずれを改めます。 次に、(2)第2条関係、加東市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでございますが、引用条項の条ずれを改めます。 なお、この条例は公布の日から施行いたします。 以上、第28号議案 加東市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び加東市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) やはり聞いとかないかんと思うので聞いときますが、家庭的保育事業というのは何をイメージして、どういう事業をイメージしたらいいのかと、あわせて加東市内にはそれに該当する事業所があるのかどうか。 ○議長(藤尾潔君) 福祉部長。 ◎福祉部長(丸山芳泰君) まず、加東市にそういう事業所があるかということでございますが、今回国家戦略特別区域というのは加東市には存在しませんのでございませんが、家庭的な部分については暫時休憩をお願いいたします。 ○議長(藤尾潔君) 暫時休憩をいたします。               午後4時35分 休憩               ─────────               午後4時36分 開議 ○議長(藤尾潔君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 福祉部長。 ◎福祉部長(丸山芳泰君) たびたび申しわけございませんでした。 家庭的保育といいますのは、家庭的な雰囲気のもとで少人数を対象にきめ細やかな保育を実施する施設でございまして、1人から5人の定員ということになっております。 ○議長(藤尾潔君) 市内にあるかどうかということは。 福祉部長。 ◎福祉部長(丸山芳泰君) 市内にはございません。 ○議長(藤尾潔君) ほかにございませんか。 よろしいですか。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第28号議案 加東市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び加東市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第29 第29号議案 加東市都市計画審議会条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第29、第29号議案 加東市都市計画審議会条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 地域創造部長。              〔地域創造部長 藤川憲二君登壇〕 ◎地域創造部長(藤川憲二君) それでは、第29号議案 加東市都市計画審議会条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容について説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 改正理由でございますが、加東市都市計画審議会の委員のうち、市議会の議員について、委員の任期と議員の改選時期を合わせるため、所要の改正を行うものでございます。 次に、改正内容でございます。附則に委員の任期の特例の項を追加し、委員のうち市議会の議員については平成30年8月1日を始期とする任期に限り、平成30年10月31日までとするものでございます。 なお、この条例は公布の日から施行いたします。 以上、第29号議案 加東市都市計画審議会条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 よろしいですか。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第29号議案 加東市都市計画審議会条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第30 第30号議案 加東市都市公園条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第30、第30号議案 加東市都市公園条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 まち・農整備部長。              〔まち・農整備部長 阿江孝仁君登壇〕 ◎まち・農整備部長(阿江孝仁君) 第30号議案 加東市都市公園条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 要旨をごらんください。 改正理由でございますが、都市公園法及び都市公園法施行令の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 その内容でございますが、公園施設の建築面積の基準の特例が認められる特別の場合の一つとして、公募対象公園施設である建築物を設ける場合を定めること及び1つの都市公園に設ける運動施設の敷地面積の総計の当該都市公園の敷地面積に対する割合を、都市公園法施行令に定める基準を参酌して100分の50と定めること。 このほか、改正により生じた条ずれの改正と文言の整理を行っております。 なお、この条例は平成30年4月1日から施行いたします。 以上、第30号議案 加東市都市公園条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第30号議案 加東市都市公園条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成のは起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第31 第31号議案及び第32号議案 一括上程 ○議長(藤尾潔君) 日程第31、第31号議案 加東市いじめ問題対策連絡協議会条例制定の件及び第32号議案 加東市いじめ問題対策委員会条例制定の件を一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。 教育部長。              〔教育部長 西角啓吾君登壇〕 ◎教育部長(西角啓吾君) それでは、第31号議案 加東市いじめ問題対策連絡協議会条例制定の件及び第32号議案 加東市いじめ問題対策委員会条例制定の件につきまして、一括して提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 初めに、第31号議案 加東市いじめ問題対策連絡協議会条例制定の件につきまして、要旨をごらんください。 まず、制定理由でございますが、学校と関係機関が連携し、いじめ問題の迅速な解決に向けた地域のネットワークを構築するため、いじめ防止対策推進法に基づき、加東市いじめ問題対策連絡協議会の設置に必要な事項を規定する条例を制定するものでございます。 次に、制定内容でございますが、1点目、第2条で所掌事務としていじめ防止等に関する機関及び団体の連携の推進に必要な事項を協議することと定めます。 2点目、第3条で組織について定めることとし、委員は25人以内、学校、教育委員会、青少年センター、中央こども家庭センター、法務局、警察、その他関係機関に所属する職員といたします。 3点目、附則第3項で加東市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正することとし、いじめ問題対策連絡協議会委員の報酬を日額8,000円とする規定を追加いたします。 なお、この条例は平成30年4月1日から施行いたします。 続いて、第32号議案 加東市いじめ問題対策委員会条例制定の件につきまして、要旨をごらんください。 まず、制定理由でございますが、いじめによる重大事態等が発生した場合に、対処及び再発防止を図るため、いじめ防止対策推進法に基づき、加東市いじめ問題対策委員会の設置に必要な事項を規定する条例を制定するものでございます。 次に、制定内容でございますが、1点目、第2条で所掌事務を教育委員会の諮問に応じ、いじめの重大事態に関する調査及び審議を行うことと定めます。 2点目、第3条で組織について定めることとし、委員は6名以内、公正かつ中立な判断をすることができる学識経験者並びに心理、福祉、法律及び医療に関する専門的な知識を有する者といたします。 3点目、附則第3項で加東市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正することとし、いじめ問題対策委員会委員の報酬を日額8,000円とする規定を追加いたします。 なお、この条例は平成30年4月1日から施行いたします。 以上、第31号議案 加東市いじめ問題対策連絡協議会条例制定の件、第32号議案 加東市いじめ問題対策委員会条例制定の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) 付託されると思うから1点だけ確認の意味で。 この第32号議案で施行期日が4月1日となってるんですが、仮に万が一、あすでもそういう事態が起きた場合の対処はどうされるんですか。 ○議長(藤尾潔君) 教育委員会事務局参事。 ◎教育委員会事務局参事(藤原路寛君) 確かにいつ起こるかわかりません。その場合は教育委員会を中心に組織を立ち上げて緊急に対策を練りたいと考えております。
    ○議長(藤尾潔君) 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) でしたら、公布の日からという記述にしたほうがよかったんじゃないかと思いますが、そこらは。それで十分対応できるということですか。 ○議長(藤尾潔君) 教育委員会事務局参事。 ◎教育委員会事務局参事(藤原路寛君) いわゆるこのいじめ対策委員会、第三者委員会と同じなんですけれども、緊急事態が起きた場合はこの組織でやるわけですが、今もし仮に出たとしたら、やはり学校と教育委員会、または警察、ふだんから連携をとっておりますので、緊急にその場合は呼びかけて対応したいと考えております。 ○議長(藤尾潔君) ほかにございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっております第31号議案及び第32号議案につきましては、総務文教常任委員会に審査を付託したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) 異議なしと認めます。 したがって、第31号議案及び第32号議案は総務文教常任委員会に審査を付託することに決定しました。 △日程第32 第33号議案 加東市臨時又は非常勤の嘱託員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第32、第33号議案 加東市臨時又は非常勤の嘱託員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 教育部長。              〔教育部長 西角啓吾君登壇〕 ◎教育部長(西角啓吾君) それでは、第33号議案 加東市臨時又は非常勤の嘱託員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 平成32年度の学習指導要領改訂により外国語教育を充実させることに伴い、平成30年度から英語指導助手の職務内容が増加するため、英語指導助手の報酬額を改めるものでございます。 その内容でございますが。別表の英語指導助手の項中、外国青年招致事業による招致の区分を削り、英語指導助手として週35時間勤務の者の項をつけ加えます。そして、週35時間勤務で月額31万円を基本とし、勤務時間に応じて報酬額を改めるものでございます。 なお、この条例は平成30年4月1日から施行いたします。 以上、第33号議案 加東市臨時又は非常勤の嘱託員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) 済いません、何度も。 この週35時間、一番上ですけれども、全部一緒ですけれども、35時間勤務の者で月額ということになってるんですが、この勤務時間というのは幅とかはあるんですか。きっちり35時間を毎週、時給とかじゃなくて月額になってる理由、そこです。 ○議長(藤尾潔君) 教育委員会事務局参事。 ◎教育委員会事務局参事(藤原路寛君) 週35時間というのはその時間になっております。29時間、あと23時間15分と、それは非常勤の嘱託員の規定となっております。 ○議長(藤尾潔君) 小川忠市君。 ◆7番(小川忠市君) わかりました。35時間勤務の、その職員さんによって35時間勤務というのは決まってるということですか。それ以上もなし、それ以下もないということですね、わかりました。確認しました。 ○議長(藤尾潔君) ほかにございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第33号議案 加東市臨時又は非常勤の嘱託員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第33 第34号議案 加東市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第33、第34号議案 加東市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 教育部長。              〔教育部長 西角啓吾君登壇〕 ◎教育部長(西角啓吾君) それでは、第34号議案 加東市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例制定の件について、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 まず、改正理由でございますが、地方青少年問題協議会法の一部が改正され、委員の資格要件が廃止されたこと、また関係機関との連絡調整等を図るため、所要の改正を行うものでございます。 次に、改正内容でございますが、1点目は協議会の事務に関係行政機関及び関係団体相互の連絡調整に関することを加えること。 2点目に、協議会の会長及び委員の資格に関しましては、会長を市長とし、ほかの委員は市議会議員等の中から市長が任命することとなっていましたが、柔軟な組織運営を可能にできるよう、この資格要件が廃止されたため、このたび改正するものでございます。 なお、この条例は平成30年4月1日から施行いたします。 以上、第34号議案 加東市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第34号議案 加東市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第34 第35号議案 加東市証人等の費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第34、第35号議案 加東市証人等の費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長。              〔総務部長 堀内千稔君登壇〕 ◎総務部長(堀内千稔君) 第35号議案 加東市証人等の費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件について、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 まず、改正理由でございますが、本条例の規定中、農業委員会等に関する法律の改正により、同法の引用規定に条ずれが生じていることから、所要の改正を行うものでございます。 次に、改正内容でございますが、第1条第8号中、第29条第1項を第35条第1項に改めるものでございます。 なお、この条例は公布の日から施行いたします。 以上、第35号議案 加東市証人等の費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第35号議案 加東市証人等の費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第35 第36号議案 加東市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第35、第36号議案 加東市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の一部改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。              〔市民生活部長 芹生泰博君登壇〕 ◎市民生活部長(芹生泰博君) それでは、第36号議案 加東市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 改正理由でございますが、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の改正により、本条例中の引用規定に条項ずれが生じていることから、所要の改正を行うものでございます。 その内容でございますが、本条例第1条中における条項のずれを改めるものでございます。 なお、この条例は公布の日から施行いたします。 以上、第36号議案 加東市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、御議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第36号議案 加東市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩をいたします。               午後5時00分 休憩               ─────────               午後5時15分 開議 ○議長(藤尾潔君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 △日程第36 第37号議案 加東市有害図書類及び有害がん具類等自動販売機設置の規制に関する条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第36、第37号議案 加東市有害図書類及び有害がん具類等自動販売機設置の規制に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 教育部長。              〔教育部長 西角啓吾君登壇〕 ◎教育部長(西角啓吾君) それでは、第37号議案 加東市有害図書類及び有害がん具類等自動販売機設置の規制に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の要旨をごらんください。 まず、改正理由でございますが、加東市有害図書類及び有害がん具類等自動販売機設置の規制に関する条例の規定中、青少年愛護条例の改正により定義等に不整合が生じていることから、所要の改正を行うものでございます。 次に、改正内容でございますが、1点目は題名を改めること、2点目にがん具の表記を玩具に改めること、3点目は青少年の定義を改めることでございます。 なお、この条例は公布の日から施行いたします。 以上、第37号議案 加東市有害図書類及び有害がん具類等自動販売機設置の規制に関する条例の一部を改正する条例制定の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第37号議案 加東市有害図書類及び有害がん具類等自動販売機設置の規制に関する条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第37 第38号議案 加東市加古川流域滝野歴史民俗資料館条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第37、第38号議案 加東市加古川流域滝野歴史民俗資料館条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 教育部長。              〔教育部長 西角啓吾君登壇〕 ◎教育部長(西角啓吾君) それでは、第38号議案 加東市加古川流域滝野歴史民俗資料館条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の理由でございますが、要旨をごらんください。 加東市加古川流域滝野歴史民俗資料館条例の規定中、別表に引用条項のずれが生じていることから、所要の改正を行うものでございます。 次に、改正内容でございますが、別表の第6条関係を第5条関係に改めるものでございます。 以上、第38号議案 加東市加古川流域滝野歴史民俗資料館条例の一部を改正する条例制定の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第38号議案 加東市加古川流域滝野歴史民俗資料館条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第38 第39号議案及び第40号議案 一括上程 ○議長(藤尾潔君) 日程第38、第39号議案 加東市滝野文化会館条例の一部を改正する条例制定の件及び第40号議案 加東市東条文化会館条例の一部を改正する条例制定の件を一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。 教育部長。              〔教育部長 西角啓吾君登壇〕 ◎教育部長(西角啓吾君) それでは、第39号議案 加東市滝野文化会館条例の一部を改正する条例制定の件及び第40号議案 加東市東条文化会館条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、一括して提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 それぞれの要旨をごらんいただきたいと思います。 まず、改正の理由でございますが、加東市滝野文化会館条例及び加東市東条文化会館条例の規定中、引用規定に条ずれ等が生じていることから、所要の改正を行うものでございます。 その内容でございますが、両議案とも第13条第1項は取り消しの表記を修正し、同項第1号中、第6条第3項各号を第8条第3項各号に改めるものでございます。 以上、第39号議案 加東市滝野文化会館条例の一部を改正する条例制定の件及び第40号議案 加東市東条文化会館条例の一部を改正する条例制定の件の提案説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。 岸本議員。 ◆6番(岸本眞知子君) ちょっと気になりますのでお尋ねいたします。 文言整理ということでこの取り消しを入れられたということです。この見出しの取り消しはこのままでよろしいんですか。取り消しは。 ○議長(藤尾潔君) 教育部長。 ◎教育部長(西角啓吾君) 見出しの取り消しはこのままで。 ○議長(藤尾潔君) 岸本君。 ◆6番(岸本眞知子君) 済いません、ということは、読めないことはないのでこれなんですけれど、あと中の条文でこういうふうに変えられるということは見やすくするためですか。 ○議長(藤尾潔君) 教育委員会事務局参事。 ◎教育委員会事務局参事(藤原路寛君) この使用許可の取り消しは名詞といいますか、一つの単語でありまして、この取り消しというのは後に続くものですので、そういう意味から書いております。 ○議長(藤尾潔君) ほかにございませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから各議案ごとに討論、採決を行います。 初めに、第39号議案の討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第39号議案 加東市滝野文化会館条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、第40号議案の討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第40号議案 加東市東条文化会館条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第39 第41号議案 加東市文化財保護条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第39、第41号議案 加東市文化財保護条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 教育部長。              〔教育部長 西角啓吾君登壇〕 ◎教育部長(西角啓吾君) それでは、第41号議案 加東市文化財保護条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 改正の理由でございますが、要旨をごらんください。 加東市文化財保護条例の規定中、文化財保護法の改正等により、同法の引用規定に条ずれが生じていることなどから、所要の改正を行うものでございます。 次に、改正内容でございますが、第3条第1項、第23条第1項及び第29条第1項中の文言をそれぞれ兵庫県文化財保護条例で定義される文化財の表記に改めます。 また、第17条第1項以下にそれぞれの条項において、文化財保護法の改正による引用条項の条ずれを改めます。 以上、第41号議案 加東市文化財保護条例の一部を改正する条例制定の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第41号議案 加東市文化財保護条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第40 第42号議案 第2次加東市総合計画を定める件 ○議長(藤尾潔君) 日程第40、第42号議案 第2次加東市総合計画を定める件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 副市長。              〔副市長 吉田秋広君登壇〕 ◎副市長(吉田秋広君) それでは、第42号議案 第2次加東市総合計画を定める件につきまして、提案理由並びにその内容を説明申し上げます。 第1次加東市総合計画が平成29年度をもって終了することから、平成30年度からスタートするまちづくりの新たな指針となる第2次加東市総合計画の基本構想と前期基本計画の策定に当たり、加東市議会の議決をすべき事件に関する条例第2条第1号の規定により議決を求めるものでございます。 内容でございますが、基本構想でございます。 2ページ、第1章では、基本構想の構成を示すとともに、計画期間を平成30年度から平成39年度までの10年といたしております。 3ページから7ページまでの第2章では、将来目標として10年間のまちづくりにより実現を目指すまちの将来像を初め、人口の将来展望やまちの住みよさ実感、都市構想を示しております。まちの将来像につきましては、加東市民憲章を理念的な前提として、メーンテーマは継承し、サブテーマは新たなステージを着実に歩んでいくことに加え、市民の思い、社会潮流などを踏まえて新たに設定いたします。 8ページから14ページまでの第3章、まちづくりの方向性では、加東の未来を創造する人づくり、安心で健やかな暮らしづくり、安全快適でにぎわいのあるまちづくり、そしてこれらを支える効率的、効果的で持続可能な行政経営を柱として、市民や地域、事業者などと行政がそれぞれの役割を担い、連携協力して取り組む協働を基本に、まちの将来像を実現するためのまちづくりを進めていくことを示しております。 次に、前期基本計画でございます。16ページの第1章では、前期基本計画の構成を示すとともに、計画期間を平成30年度から平成34年度までの5年といたしております。 17、18ページ、第2章では、個別計画との関係といたしまして、前期基本計画に関連する個別計画を分野別施策の体系ごとに示しております。 19ページから22ページまでの第3章では、前期基本計画期間内においてそれぞれの分野別施策を連携させながら、重点的に取り組んでいく施策を力強い産業と仕事づくり、誇れる、選ばれる加東ブランドづくり、加東の未来を担う若い世代の希望実現と親子のきずなづくり、安全、安心で快適な住みよいまちづくりの4つの重点戦略として示しております。 重点戦略につきましては、総合計画を上位計画として人口ビジョンや総合戦略と整合させることとし、23ページ、第4章において、人口ビジョンと総合戦略の概要を示しております。 24ページ、25ページ、第5章の分野別施策では、平成30年度からの5年間で取り組むべき施策を10の政策、21の施策、58の主要施策で体系化し、28ページから143ページまでにおいて主要施策ごとに将来あるべき姿を初め、協働の取り組みとその進捗状況を定量的に図るためのまちづくり指標などを示しております。 また、分野別施策の体系につきましては、計画の推進や進行管理を効率的、効果的に行うとともに、市民サービスや事務効率の向上などの観点から、庁内組織と連動させることといたしております。 144、145ページ、第6章の計画実現に向けた分野、横断的施策では、あらゆる分野において関連する施策として協働のまちづくりと行財政改革を核とした行政経営の展開や、広域連携等の推進について示しております。 146ページ、第7章の計画の推進に当たってでは、計画の実効性を高めるためのマネジメントサイクルに基づく行政評価システムの概要についてお示しをいたしております。 以上、第42号議案の第2次加東市総合計画を定める件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっております第42号議案につきましては、総合計画検討特別委員会に審査を付託したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) 異議なしと認めます。 したがって、第42号議案は総合計画検討特別委員会に審査を付託することに決定しました。 △日程第41 第43号議案 市道路線の認定の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第41、第43号議案 市道路線の認定の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 まち・農整備部長。              〔まち・農整備部長 阿江孝仁君登壇〕 ◎まち・農整備部長(阿江孝仁君) それでは、第43号議案 市道路線の認定の件につきまして、提案理由並びにその内容について説明申し上げます。 提案の理由でございますが、民間開発により新たに4路線を市道に認定することにつきまして、道路法第8条第2項の規定により議決を求めるものでございます。 その内容でございますが、説明資料1として位置図、説明資料2として認定しようとする市道の延長及び市道総延長をつけておりますので、あわせてごらんください。 認定いたします路線は、路線番号3357、百旗線支線1号線、路線番号3358、喜田区画9号線支線1号線、路線番号3359、花折一本松線支線1号線、路線番号3360花折一本松線支線2号線の4路線でございます。 以上、第43号議案 市道路線の認定につきましての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(藤尾潔君) 提案理由の説明が終わりました。 これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) これで討論を終わります。 これから第43号議案 市道路線の認定の件を採決します。 本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第42 同意第1号 加東市監査委員の選任の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第42、同意第1号 加東市監査委員の選任の件を議題とします。 提出者の説明を求めます。 市長。              〔市長 安田正義君登壇〕 ◎市長(安田正義君) それでは、同意第1号 加東市監査委員の選任の件につきまして説明を申し上げます。 現在、加東市監査委員として御尽力いただいております小西勝之氏につきましては、本年5月18日で任期満了となりますが、適任者でございますので再び同氏を加東市監査委員に選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を求めるものでございます。 なお、小西氏の経歴を短く別紙に添付いたしておりますので、お目通し賜りたく存じます。 人事の案件でございます。何とぞ満堂の御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 以上、同意第1号 加東市監査委員の選任の件についての提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(藤尾潔君) 提出者の説明が終わりました。 人事の案件ですので質疑、討論を省略したいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) 異議なしと認め、質疑、討論を省略します。 これから採決を行います。 同意第1号 加東市監査委員の選任の件について同意することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は同意することに決定いたしました。 △日程第43 同意第2号 加東公平委員会委員の選任の件
    ○議長(藤尾潔君) 日程第43、同意第2号 加東公平委員会委員の選任の件を議題とします。 提出者の説明を求めます。 市長。              〔市長 安田正義君登壇〕 ◎市長(安田正義君) それでは、同意第2号 加東公平委員会委員の選任の件につきまして説明を申し上げます。 現在、加東公平委員会委員として御尽力いただいております宮島義晴氏につきましては、本年5月18日をもって任期満了となり、今期をもっての退任意思かたいことから、新たに臼井正志氏を加東公平委員会委員に選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定により議会の同意を求めるものでございます。 なお、臼井氏の経歴を短く別紙に添付いたしておりますので、お目通し賜りたく存じます。 人事の案件でございます。何とぞ満堂の御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 以上、同意第2号 加東公平委員会委員の選任の件についての提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(藤尾潔君) 提出者の説明が終わりました。 人事の案件ですので質疑、討論を省略したいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) 異議なしと認めます。 質疑、討論を省略いたします。 これから採決を行います。 同意第2号 加東公平委員会委員の選任の件について同意することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は同意することに決定いたしました。 △日程第44 同意第3号から同意第5号 一括上程 ○議長(藤尾潔君) 日程第44、同意第3号 加東市固定資産評価審査委員会委員の選任の件から同意第5号 加東市固定資産評価審査委員会委員の選任の件を一括議題とします。 提出者の説明を求めます。 市長。              〔市長 安田正義君登壇〕 ◎市長(安田正義君) それでは、同意第3号から同意第5号まで、加東市固定資産評価審査委員会委員の選任の件につきまして、一括して説明を申し上げます。 現在、固定資産評価審査委員会委員として御尽力をいただいております委員3人が平成30年5月18日で任期満了を迎えられますが、現委員のうち藤原正幸委員におかれましては今期をもっての退任意思かたいことから、新たに井上 守氏を選任しようとするものでございます。 また、現委員のうち大久保利政委員、安居正敏委員は適任者でございますので再任しようとするものでございます。 それぞれの委員の選任について、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものでございます。 なお、3人の経歴につきましては短く別紙に添付いたしておりますのでお目通し賜りたく存じます。 人事の案件でございます。何とぞ満堂の御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 以上、同意第3号から同意第5号までの加東市固定資産評価審査委員会委員の選任の件についての提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(藤尾潔君) 提出者の説明が終わりました。 人事の案件ですので質疑、討論を省略したいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) 異議なしと認め、質疑、討論を省略いたします。 これから議案ごとに採決を行います。 同意第3号 加東市固定資産評価審査委員会委員の選任の件について同意することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は同意することに決定しました。 次に、同意第4号 加東市固定資産評価審査委員会委員の選任の件について同意することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は同意することに決定しました。 続いて、同意第5号 加東市固定資産評価審査委員会委員の選任の件について同意することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は同意することに決定しました。 △日程第45 同意第6号から同意第20号 一括上程 ○議長(藤尾潔君) 日程第45、同意第6号 加東市農業委員会の委員の任命の件から同意第20号 加東市農業委員会の委員の任命の件を一括議題とします。 提出者の説明を求めます。 市長。              〔市長 安田正義君登壇〕 ◎市長(安田正義君) それでは、同意第6号から同意第20号までの加東市農業委員会の委員の任命の件につきまして、一括して説明を申し上げます。 現在、加東市農業委員会の委員として御尽力いただいております23人の委員につきましては、本年5月14日で任期満了となります。農業委員会等に関する法律の改正により、今回から長が議会の同意を得て委員を任命することとなりますが、加東市農業委員会委員等の定数に関する条例第2条第1号の規定に基づき、委員定数は15人となっております。 まず、このたびの委員候補者の選任の経緯を申し上げます。 本年4月5日から2月2日までの期間で、区長、自治会長には委員候補者の推薦を、またホームページ等で一般公募を求めましたところ、被推薦者15人、応募者1名がございました。合計16名でございました。 その後、加東市農業委員会農業委員選任に関する規則に基づき、2月9日に加東市農業委員候補者選考委員会を開催し、候補者の選考を行ったところでございます。 選考委員会では提出された農業委員推薦書または農業委員応募申込書をもとに、被推薦者及び応募者計16人について厳正な審査が行われ、お示ししております15人を選考したことについて、選考委員会から私に報告があったものでございます。 つきましては、その15人を加東市農業委員会の委員に任命いたしたく、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 選任しようとする者の氏名でございますが、下山貞三氏、宮田岩生氏、野瀬 光氏、橋本政明氏、宮脇栄一氏、家永義彦氏、萩原 雅氏、國井久明氏、藤浦春治氏、藤本一信氏、小西輝明氏、藤川克弘氏、藤本賢一氏、西嶋芳幸氏、内藤秀幸氏、以上15名でございます。 いずれの委員候補者も適任と判断をしてございます。それぞれの方の経歴につきましては短く別紙に添付いたしておりますので、お目通しを賜りたく存じます。 人事の案件でございます。何とぞ満堂の御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 以上、同意第6号から同意第20号までの加東市農業委員会の委員の任命の件につきましての提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(藤尾潔君) 提出者の説明が終わりました。 人事の案件ですので、質疑、討論を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) 異議なしと認め、質疑、討論を省略します。 お諮りします。 ただいま議題となっております同意第6号 加東市農業委員会の委員の任命の件から同意第20号 加東市農業委員会の委員の任命の件については一括採決としたいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) 異議なしと認めます。 したがって、同意第6号から同意第20号については一括採決することに決定しました。 これより同意第6号 加東市農業委員会の委員の任命の件から同意第20号 加東市農業委員会の委員の任命の件、15件を一括して採決をいたします。 本案について原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は同意することに決定しました。 △日程第46 議会諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦の件 ○議長(藤尾潔君) 日程第46、議会諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 市長。              〔市長 安田正義君登壇〕 ◎市長(安田正義君) それでは、議会諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦の件につきまして説明を申し上げます。 現在、人権擁護委員として御尽力いただいております藤本和之氏が平成30年9月末日をもって任期満了となり、今期をもって退任意思かたいことから、新たに新谷裕亮氏を人権擁護委員候補者に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。 新谷氏の経歴につきましては短く別紙に添付をいたしておりますのでお目通しを賜りたく存じます。 人事の案件でございます。何とぞ満堂の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 以上、議会諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦の件につきましての提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(藤尾潔君) ここで暫時休憩をいたします。               午後5時47分 休憩               ─────────               午後5時49分 開議 ○議長(藤尾潔君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 人事の案件ですので質疑、討論は省略したいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) 異議なしと認め、質疑、討論を省略いたします。 これから採決を行います。 議会諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦の件について、適任であることを答申することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(藤尾潔君) 起立全員。 したがって、本案は適任であると答申することに決定しました。 △休会宣告 ○議長(藤尾潔君) これで本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りします。 3月2日から3月18日までの17日間は委員会審査のため休会したいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(藤尾潔君) 異議なしと認めます。 したがって、3月2日から3月18日までの17日間は休会とすることに決定しました。 2日目の本会議は3月19日午前9時30分に再開します。 議事日程は当日配付いたします。 なお、開議通知については、本日の出席議員にはいたしませんので御了承願います。 本日はこれで散会します。御苦労さまでした。               午後5時51分 散会...